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ここからどうやって抜け出すかも大事だけど今は着いて来てる2人をどうにかしなきゃなぁ
貴「ちょっとそこのおふたりさん、なんの用？」
と後ろを振り返る
するとそこには2人の子供が
「ユジナのせいでバレたじゃん！」
「いや、ロナがいけないと思う」
わたしそっちのけで言い合いをしてる
貴「あのぉー、それでどちら様で？」
「挨拶が遅れました。タンバルン王女、ロナです。こっちは双子の弟の」
「第二王子ユジナです」
貴「王女と王子!?...これは失礼しました、クラリネスより夜会に招待され参りました、白姫と申します。」
ロ「ええ、知ってるわ」
貴「それは光栄です」
ロ「あなたちょっと協力してくれない？」
貴「協力ですか？」
ロ「迷子なんでしょ？ちゃんと地上まで案内してあげるから、ちょっと尾行に付き合って」
地上に出れるのか
これは乗るしかない！
貴「えぇ、わかりました」
そして今わたしはお姉ちゃん達3人を尾行してる
物陰に隠れながら3人が行くのを待つ
ユ「白姫さん、本当にいいんですか？」
貴「大丈夫ですよ、こっちの方が楽しそうですし」
ユ「でも、あの付き人さんに怒られません？」
貴「それを言ったらおふたりだってラジ王子に叱られませんか？」
ロ「バレなければいいのよ」
ユ「僕は早く帰りたい」
双子なのに性格が全然違うんだな
ロ「行ったみたい、行きましょう」
ユ「そんなに焦らなくても」
なんだかんだちゃんと着いていくんだ
貴「っと、どうしました？...あ」
2人の後を追おうとしたら急に戻ってくるから、どうしたのかと前を向いたら
オ「いやぁ、出口だけじゃなく白姫嬢の居場所も教えてくれるとは」
貴「あははー、さっきぶり」
貴「やっぱり地上が1番だね！」
あれからすんなりと地上に出れた
出た先は温室でお姉ちゃんはここに来てから1番楽しそうだった
わたしはと言うと、
オ「白姫嬢はすぐどこかに行くので」
ということでオビに見張られてる
貴「温室ってどこも同じだと思ってたけど、全然違うんだね」
オ「好奇心旺盛なのはいいけど、どっかいかないでね。俺の首は白姫嬢にかかってるんで」
貴「わたしの迷子、根に持ってるね」
オ「根に持つというより、ココは知らない城で探しづらいし、動きづらいから...白姫嬢、俺はどちらかしか守れないなんて嫌だからね」
その言葉は、オビの決意だろう
帰るまであと5日
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あえん(プロフ) - ゆきなさん» 皆、ハッピーがいいですよね (2020年8月2日 9時) (
レス) id: 1ba6928b23 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - お兄さん助かって欲しいですね (2020年7月31日 16時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
あえん(プロフ) - 七竈さん» ありがとうございます！週末は必ず更新しますので待っていていくださると幸いです！ (2020年6月9日 21時) (レス) id: 1ba6928b23 (このIDを非表示/違反報告)
七竈 - 続編、おめでとうございます！更新されるのを楽しみに待っています。無理をしない程度に頑張って下さい！応援しています！ (2020年6月9日 17時) (レス) id: 3aac7a08eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あえん | 作成日時：2020年5月30日 22時
