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貴「わたし王子と夜会に呼ばれるほど仲良くありませんよね？お姉ちゃんはお礼らしいですけど、わたしはお礼されるようなことしてませんし」
サ「そこに関しましてはあまりお気になさらず。白雪どのの妹君ですし、呼ばないのはどうかと思いまして」
貴「左様でございますか」
この人は苦手なタイプだ
サ「この際です、滞在中は出来るだけ御一緒におられては？白姫どのの懸念も解消されますし」
そしてあれよあれよと一緒に行動することが決まった
ラ「今日は長旅で疲れただろう、部屋で休むといい」
お言葉に甘えて部屋で休むことになった
貴「うわぁ！広い！」
白「だからはしゃがないで」
コンコン
ノックの後にひょっこり現れたオビ
オ「やったね、続き部屋だ」
白「おおー」
貴「これ便利だね」
オ「何かあったら呼んでね」
白「オビもね」
〜次の日〜
貴「気まずい思いするなら、あんな提案乗らなきゃ良かったのに」
さっきまでほとんど会話のない部屋にいて、気分転換に外に出てきたのだが、これまたぎこちない
ラジ王子は城内を案内しようと言ってどっかに行った
オ「お嬢さん達の家はどの辺？」
貴「あっち！」
と右側を指す
白「だから、逆だって...向こうの方だね、でも見えないね」
貴「わたし今思ったんだけど、わたしが正しいと思ってる方向と逆が正解なんだね」
オ「方向音痴だもんね」
貴「このお城でわたしを1人にしない方がいいよ、オビの首が飛ぶことになるかもしれないからね」
オ「それは困るな、お嬢さんちゃんと見といてね」
白「いつも気づいたらはぐれてるんだもん」
貴「2人して諦めないで！」
ラ「白雪どの」
白「はい、ラジ王子」
ラ「客人用の城内案内だ、どこが見たい」
オ「行かれるのはよろしいですが陰から見物されてるようですよ」
ラ「ど、どこからだ！」
あなたは気づけよ
ラ「よいことを思いついた、こっちだ」
とついて行くと
白「ここは？」
ラ「地下通路への入り口だ」
地下通路...
ああ、この後の展開が読める
これがデジャブか
そして案の定
貴「なんでいつもはぐれるんだ」
これはもう呪いではないだろうか
というかわたしがはぐれたのか？
むしろお姉ちゃん達がわたしからはぐれたのでは？
それだ！
...なんて言ってる余裕はないよね
さて、これからどうしたものか
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あえん(プロフ) - ゆきなさん» 皆、ハッピーがいいですよね (2020年8月2日 9時) (
レス) id: 1ba6928b23 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - お兄さん助かって欲しいですね (2020年7月31日 16時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
あえん(プロフ) - 七竈さん» ありがとうございます！週末は必ず更新しますので待っていていくださると幸いです！ (2020年6月9日 21時) (レス) id: 1ba6928b23 (このIDを非表示/違反報告)
七竈 - 続編、おめでとうございます！更新されるのを楽しみに待っています。無理をしない程度に頑張って下さい！応援しています！ (2020年6月9日 17時) (レス) id: 3aac7a08eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あえん | 作成日時：2020年5月30日 22時
