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岩ちゃんを送った後の車はさっき以上に静かで…
だけど、気まずくなんかなかった
いままで一緒にいれなかった数日間が
ものすごく長い時間のことに思える
今だって運転席にいるのは偽物かもって思う笑
だけど、赤信号になる度にこっちをみて
フッと微笑むのを見て、幸せだなって惚気ける
「私の顔…今ヤバイかも…♪」
広臣「お前はもとがキモいから大丈夫だって笑」
「はぁ！？…岩ちゃんのとこ帰ろっかな〜」
広臣「…嘘に決まってんだろ」
「あはは！岩ちゃんパワーはすごいね笑笑」
広臣「笑い事じゃねぇ！！」
こうやって笑い合う時間も、どっちかが拗ねて
無言になる空間も、全部大好きな二人の時間
だけど、家についた瞬間に怖くなった
青葉さんがいることに今、思い出したから
広臣「…青葉？」
青葉「おかえり〜♡…あ、妹ちゃん♪」
広臣「妹じゃ…ねぇよ」
青葉「…へ？」
広臣「ごめん…嘘ついてた、だから…」
青葉「…そっか、だと思った〜笑笑」
青葉さんは反対をするわけでもなく
そこで俯いた
多分、泣いてるんだよね
そりゃあ、好きな人に嘘つかれてしかも振られて
正気でいれるわけない
広臣「ちょっと、１回寝室いってろ」
さっきの私と一緒
きっと青葉さん慰めるんだよね
これは私にはわからないこと
私は頷いて寝室に入った
久しぶりの寝室は、まるで違う場所だった
知らない女の人用の香水とか、口紅とか
だけど、それを見てなんか寂しくなってきた
青葉さんはきっと独占したかったのにね
素性も知らない私が二人の間に割って入ったから
許せなかったんだよね…
広臣「A…お前に話あるって」
「…臣さんは行かないの？」
広臣「女同士の話だって…何かあったら呼べよ」
リビングに行くと、目を真っ赤にした青葉さん
だけど、憎いはずの私を睨んでない
「あの…話って…？」
青葉「っ、私まだ諦めてないからね…！」
「私は…もう絶対に臣さんから離れませんから」
青葉「…最初から、勝ち目なんて無かったのか笑」
「…私、臣さんと離れた数日間がすごく長かった」
青葉「私は…ものすごく短く感じた」
「だけど…私、本当に往生際が悪いんですけど…！
…私と臣さんと青葉さんで、また会いたいです」
青葉「っ〜！…可愛い奴め〜♡」
「はい！？」
青葉「いいよ、会ってあげる♪」
普通にいい人だった…
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美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です三代目は臣君と岩ちゃんと今市君寄りのオール担当です最高です (2019年4月9日 19時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
トトロ - きゃー！仲直りしてくれてありがとーｗｗ (2017年1月14日 13時) (レス) id: 49748b576a (このIDを非表示/違反報告)
トトロ - 臣ちゃんに決まってらー！ｗｗ一様個人の意見として、トトロ『絶対臣！』ｗｗ (2017年1月13日 16時) (レス) id: 49748b576a (このIDを非表示/違反報告)
片寄 葉月(プロフ) - いちごさん» そんなこと言ってくれるとは思いませんでした！！ありがとうございます！！これからも応援よろしくお願いしますね！ (2017年1月13日 14時) (レス) id: c1a8e226da (このIDを非表示/違反報告)
片寄 葉月(プロフ) - トトロさん» ありがとうございます！！私も臣さん仲直りさせるかこのまま岩ちゃんにするか迷ってます！！良ければどちらがいいかコメントにお願いします！！ (2017年1月13日 14時) (レス) id: c1a8e226da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：片寄 葉月 | 作成日時：2017年1月2日 0時
