６８° ページ18
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「ジヨンヒョンのこと…好きなんですよね？」
「え…？」
急に何を言い出すのかと思った。
ジヨンのことが…好き？
私が？
「違いますか？」
「ち、違う…」
違うの…？
ジヨンは確かに優しいし、かっこいいし、頼りになる。
でも…私が好きなのは…
「私が好きなのは…テヒョン…だよ。
テヒョンと付き合ってるの私。」
そう言うのと同時に、私の目から涙がこぼれ落ちた。
「じゃあ…その涙はなに？」
スンリさんを見ると、すごく悲しい顔をしてる。
私のせいでジヨンがダメになってて、そのせいでスンリさんも辛い思いをしてる。
「私がジヨンをダメにしてるっ…」
私といることでジヨンを苦しめて、ダメにしてる。
「違いますっ…！」
「…え？」
「ジヨンヒョンを突き放すことがジヨンヒョンをダメにしてるんです…」
「突き放すこと…？」
だって…テヒョンと付き合ってるのにジヨンといたら、テヒョンが悲しむし…この前だって雑誌に撮られてたからジヨンにだって迷惑がかかる。
「Aさんは、ジヨンヒョンを突き放すことで自分を守ってるだけだ。
自分がジヨンヒョンに惹かれてるのが怖いだけだ。
違いますか？」
「そんなことっ…」
ないって、そう言おうとしたけど言えなくて。
ちょうどその時電車が来た。
話の途中だから乗っていいのか分からなくて、でもスンリさんが
「乗ってください。」
って言ってくれた。
「ジヨンヒョンのこと…あまり傷つけないでください。」
ドアが閉まる直前スンリさんにそう言われた。
「うぅっ…」
最近、涙腺が弱ってる。
涙が止まらない。
無性にジヨンに会いたくなった。
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karin(プロフ) - ほんとによかったです！涙だけのバカみたいです！！パスワード知りたいです！ (2018年3月7日 19時) (
レス) id: 55dee4e1d0 (このIDを非表示/違反報告)
えむどら(プロフ) - なあ汰む。さん» ありがとうございます(；；)のろま更新でほんとに申し訳ないですがこれからもよろしくお願いします(；；) (2018年1月1日 11時) (レス) id: e6dd44873f (このIDを非表示/違反報告)
なあ汰む。(プロフ) - はじめまして。投票が何回もできるなら星を満点、毎回つけたくなるくらい大好きなお話です。 (2017年12月30日 14時) (レス) id: cf30c03f9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむどら
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/uratuku.aiing
作成日時：2017年8月31日 9時
