９° ページ9
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テヒョンに抱きしめられてどれぐらい経ったかなんてわからない。
｢…っごめんね。もう…大丈夫。｣
私がそう言うと、テヒョンは腕を緩めた。
｢明日は…絶対行けるから。｣
バツが悪そうにそう言うテヒョンにしょうがないよなって、また自分に言い聞かせる。
今日も…クラブ行き決定だ。
そのときふとジヨンの言葉を思い出した。
｢…A？聞いてる？(笑)｣
｢…え？あ、ごめん。
うん、明日は絶対ね。｣
｢おう。
じゃ、仕事戻るか。｣
テヒョンのその言葉で２人で仕事に戻る。
同じ部署の女社員からは痛いほどの視線が突き刺さってて、先輩からは睨まれる。
これもテヒョンが人気で、テヒョンのことが好きな先輩がたくさんいる証拠。
｢Aちゃん。ちょっといい？｣
そんなことを考えていると、さっき睨まれてた先輩から声をかけられた。
｢…はい。｣
こんなのも初めてじゃない。
きっと私は今から嫌がらせをされる。
もう慣れたこと。
テヒョンと付き合いはじめの頃は、もっと今よりたくさんこういうことがあったから。
｢…はぁ。｣
今日はほんとについてないなぁ。
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えむどら(プロフ) - ゼニさん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！！！！！ (2017年5月10日 23時) (
レス) id: f5be72e5ff (このIDを非表示/違反報告)
ゼニ - いい作品ですね！メチャ好きです！続きがどうなるか...！更新楽しみに待ってます！頑張って下さい！ (2017年5月10日 19時) (レス) id: dc431d497d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむどら
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/uratuku.aiing
作成日時：2017年5月9日 17時
