２４° ページ24
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「あ、悪い…彼女から電話。(笑)」
ケータイをみたヒョンは一瞬顔を歪めた。
彼女からの電話って普通嬉しいもんなのに、ヒョンはそーでもないんだ？
思わずそう言ってしまいそうになった。
電話中のヒョンは笑顔なのにな。
ヒョンの口から時々でてくる俺の知ってる名前。
A
やっぱりそーだよな。
Aちゃんの言ってたテヒョンって人はやっぱり俺の知ってるテヒョンヒョンだった。
あまりにも酷すぎる。
Aちゃんもきっと俺とヒョンが知り合いだって知ったんだろうなー。
BIGBANG だとか ５人 とか ファンだったの？ とか。
ヒョンの口から聞こえてくるその単語だけでだいたい話は分かる。
Aちゃん、怒ってるかな？
「ジヨン。」
電話が終わったらしいヒョンは俺を呼んだ。
「なに？」
「今日の夜空いてる？」
…は？
一瞬頭が回らなかった。
いや、ヒョンが空いてないだろ…
「てかお前ら全員空いてる？」
そう言ってヒョンはメンバー全員に聞いた。
俺以外のメンバーはみんな空いてないらしい。
俺は残念ながら空いてる。
「空いてないのかよ〜…ジヨンは？」
「…空いてる…けど、なんで？」
「いや〜さっき俺の彼女がBIGBANGといるの？って聞いてきてさ。
興味あるみたいだから会わせてやりたくて。
今日の夜、空いてるんだろ？
会ってやってくれない？」
いや、それ興味あるんじゃないよ。
それに俺が来てもきっとAちゃんは喜ばない。
もうサヨナラしたし。
でも…
「…いいけど。」
会いたい。
ダメだな、俺。
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えむどら(プロフ) - ゼニさん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！！！！！ (2017年5月10日 23時) (
レス) id: f5be72e5ff (このIDを非表示/違反報告)
ゼニ - いい作品ですね！メチャ好きです！続きがどうなるか...！更新楽しみに待ってます！頑張って下さい！ (2017年5月10日 19時) (レス) id: dc431d497d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむどら
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/uratuku.aiing
作成日時：2017年5月9日 17時
