Untitled４６ ページ46
G
「ジヨンに再会したあの日、ジヨンじゃなきゃだめなんだって思って…だから…」
ゆっくり、一言一言、言葉を選んで話すA。
心臓のバクバクが止まらない。
「ほんとに…ジヨンが私でいいならっ…
また…私と付き合ってほしい…です。」
「…っ…。」
ずっと欲しかった言葉をAが今俺に言ってて。
夢じゃないのかなとか思うほど信じられなくて。
もうこうなることはないと思ってたから。
「A…ほんと…？」
「私も、ジヨンのことが…すき…だから。」
今、Aが俺のこと好きって…言った？
「嬉しすぎて…俺…」
言葉に出来ないほど嬉しい。
きっと今すごく顔が緩んでるし、顔真っ赤だし。
「あのさ…抱き締めて…いい？」
我慢出来なくて、ずっと抱きしめたくてたまらなかったから。
「え！ここで？！」
Aは一気に顔が赤くなってる。
ほんと、そーゆうとこが可愛いんだって。
「…場所、変えよっか。」
ここで撮られてもまた面倒だし。
お金を払って店の外に出ると、マネージャーのヒジュさんとよんべがいて。
「うまくいったか…って聞くまでもないな。(笑)」
「さっきとはまるで別人。(笑)」
俺は、ほんとに顔に出るみたいだ。(笑)
「ジヨンさん。
もしまた前みたいなことがあれば…その時はほんとにもう２度と会わせませんから。
Aのこと…絶対に幸せにしてください。」
真剣な顔で言ってきたヒジュさんは、ほんとにAのことを大事にしてるんだなって伝わってくる。
「もちろんです。
俺じゃないと…こいつ、幸せになれないから。」
Aの頭を軽くポンと叩いた。
「おんに、ほんとにありがとう。」
ひどい別れ方をして、もう２度と会えないって、前みたいに戻れないって、そう思ってた。
俺がいくら想いを込めて、歌を作ってもその歌は届いてないって思ってた。
何度も何度も電話をかけて、どうにか繋がっていたいって、それも無駄だと思ってた。
俺ひとりだと、Aは俺の隣に戻ってこなかっただろう。
よんべが居てくれたから、今がある。
今度は、俺がよんべの恋を応援しないと…な。
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えむどら(プロフ) - ナナさん» ありがとうござちます(；；)もうほんとに嬉しいです頑張ります！！！ (2018年1月3日 18時) (
レス) id: e6dd44873f (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - この作品大好きで、いつも更新楽しみにしてるので頑張ってくださいね！！ (2018年1月3日 12時) (レス) id: fed522c1c2 (このIDを非表示/違反報告)
えむどら(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！(；_；)頑張ります！ (2017年10月28日 14時) (レス) id: f5be72e5ff (このIDを非表示/違反報告)
なな - まだ途中だけれど、感動。とにかく感動。これからも書くのを頑張ってください!!応援してます。 (2017年10月24日 18時) (レス) id: d532446468 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむどら
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/uratuku.aiing
作成日時：2017年8月26日 14時
