Untitled４４ ページ44
TAEYANG
ヒジュジヨンさんから電話がかかってきてたみたいで。多分Aが出てます。
ヨンベやっぱりですか。分かりました。じゃあ昨日言ったカフェにいるので、お願いします。
「Aちゃん。」
ジヨンは訳が分からないって顔だけど、俺にはわかる。
Aちゃんの言う「ダメ」は、自分に言い聞かせてるんだ。必死に。
ほんとはジヨンのことが好きで、それを伝えたいはずなのに。
もしよりを戻したら、Aのマネージャーのヒジュさんの気持ちを踏みにじることになっちゃうから。
「Aちゃんは、誰のためにジヨンと離れるの？」
「…え…？」
俺のその言葉を聞いて、俺の目を見たAちゃん。
「なんでジヨンと離れるの？」
「それ…は…」
やっぱり、全部ヒジュさんのためなんだ。
俯いて黙り込んでしまったAちゃんをみて、そう確信した。
「ヒジュさん…でしょ？」
「…っ！
なんで…」
俺の口からその名前が出てくると思わなかったのか、Aちゃんは顔を上げた。
「ヒジュさんは、そんなこと望んでないよ。」
「よんべくんに…何が分かるの…！」
「分かるよ。ヒジュさんから聞いたもん。」
「え…？」
俺の言葉に、信じられないとでも言うかのような顔。
「ヒジュさんは、ジヨンと離れることを望んでるんじゃない。
…Aちゃんの幸せを望んでるんだ。」
Aちゃん、もう悩まないで。
好きなら好きでいいじゃん。
ジヨン、もう今しかないよ。
ちゃんと自分の気持ちを自分の口で伝えて。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「ジヨンさん、変わりましたね。」
「え？」
「今のジヨンさんなら…Aを幸せにできるかもしれない。」
「ね？言ったでしょ？
ジヨンの気持ちが伝わるって。」
「はい。
…昔みたいにAを傷つけない。
その気持ちが伝わってきます。」
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えむどら(プロフ) - ナナさん» ありがとうござちます(；；)もうほんとに嬉しいです頑張ります！！！ (2018年1月3日 18時) (
レス) id: e6dd44873f (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - この作品大好きで、いつも更新楽しみにしてるので頑張ってくださいね！！ (2018年1月3日 12時) (レス) id: fed522c1c2 (このIDを非表示/違反報告)
えむどら(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！(；_；)頑張ります！ (2017年10月28日 14時) (レス) id: f5be72e5ff (このIDを非表示/違反報告)
なな - まだ途中だけれど、感動。とにかく感動。これからも書くのを頑張ってください!!応援してます。 (2017年10月24日 18時) (レス) id: d532446468 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむどら
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/uratuku.aiing
作成日時：2017年8月26日 14時
