Untitled３ ページ3
G
「ジヨン。Aちゃん…」
「幸せそうだな、よかったよ。」
俺が今でも忘れられない人。
A。
「いいのか？」
「いいもなにも、俺にはどうすることもできない。」
ヨンベは全部知ってる。
俺とAのことも応援してくれてたし、Aとも仲が良かったっけ。
「もう、会わないの？」
Aとは、別れてから１度も会ってない。
会いたいと何度も思ったけど、会いに行けばあいつは俺のことを避けるだろうし。
そしたらまた傷つくのは俺自身。
「会いたいよ。でも、会わない。」
「あの曲聞いたら、Aちゃんから会いに来るかもよ？(笑)」
「ないよ。(笑)」
来てくれたらいいのに。
やっぱりジヨンじゃなきゃダメだって言ってくれないかな。
そんなことを、毎晩のように考えてた。
今でもたまに考える。
あの時、俺が別れようって言わなかったらって。
俺たちこうなる運命だったのかな。
Aが運命の人だと思った。
A以外の女に魅力を感じなくて、別れてから何度も他の人と付き合おうとしたけど無理で。
別れてすぐは、何も考えられなくて、ただ作業室にこもって曲を作ってた。
メンバーにもすごく心配をかけて、社長も呆れて休みを取れって言われて家に返されたっけ。
それから少しして、今度はクラブに通うようになった。
アルコールを飲みまくって空っぽの心を埋めようとした。
色んな女を抱いた。
でも誰も俺を満たせなかった。
あいつじゃなきゃダメだって悲しくなって寂しくなって、またアルコールを飲んで。
そんな俺に見兼ねたヨンベは、俺を家に返すんじゃなくてヨンベの家に連れて帰った。
それからしばらくヨンベの家に居候してたっけ。
ヨンベにはほんとに沢山迷惑かけた。
夜遅くまで俺の話を聞いてくれたり。
酒は得意じゃないけど付き合ってくれたり。
ヨンベがいなきゃ俺どうなってたんだろうって今でも思う。
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えむどら(プロフ) - ナナさん» ありがとうござちます(；；)もうほんとに嬉しいです頑張ります！！！ (2018年1月3日 18時) (
レス) id: e6dd44873f (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - この作品大好きで、いつも更新楽しみにしてるので頑張ってくださいね！！ (2018年1月3日 12時) (レス) id: fed522c1c2 (このIDを非表示/違反報告)
えむどら(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！(；_；)頑張ります！ (2017年10月28日 14時) (レス) id: f5be72e5ff (このIDを非表示/違反報告)
なな - まだ途中だけれど、感動。とにかく感動。これからも書くのを頑張ってください!!応援してます。 (2017年10月24日 18時) (レス) id: d532446468 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむどら
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/uratuku.aiing
作成日時：2017年8月26日 14時
