Untitled１２ ページ12
. G
「…いたんだ？」
ヨンベがニヤニヤしながら聞いてきた。
「ああ、いた。
後ろ姿しか見えなかったけど…」
俺がそう言うと、ヨンベが「ぷっ…(笑)」
って笑った。
「なっ…なんだよ。」
「後ろ姿で分かったの？(笑)
もう２年も会ってないのに！」
まあ…確かに…言われてみれば。
「なんでだろうな。」
分かんない。
ただ、あの後ろ姿をみたとき「Aだ！」って思ったんだよなあ。
「話しかけないの？」
「…。」
話しかけたい。
でも、今更なんて話しかけたらいいんだよ。
久しぶり！って？
元気だったか？って？
俺の新曲…聞いてくれた？って？
俺ら、もうそんな関係じゃない。
なんていうか、他人より遠い存在っていうか。
「俺が話しかけてあげよっか。」
すると、ヨンベがそんなことを言い出した。
「別に俺は気まづいとか全くないし。」
確かに…そうだ。
「…そうして。」
こんな形でしかAの視界に入れない俺ってなんなんだろう。
「うん、分かった。」
でも、ヨンベがいてくれてよかった。
ヨンベは、Aちゃんどこ？って俺に聞いてきて。
またあの赤い後ろ姿を探す。
「…あれだ。」
なんでこんなにすぐに見つけられるんだろう。
「じゃ、行くぞ。」
ヨンベはなんだか楽しそうで。
俺はこんなにも緊張してるのに。
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えむどら(プロフ) - ナナさん» ありがとうござちます(；；)もうほんとに嬉しいです頑張ります！！！ (2018年1月3日 18時) (
レス) id: e6dd44873f (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - この作品大好きで、いつも更新楽しみにしてるので頑張ってくださいね！！ (2018年1月3日 12時) (レス) id: fed522c1c2 (このIDを非表示/違反報告)
えむどら(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！(；_；)頑張ります！ (2017年10月28日 14時) (レス) id: f5be72e5ff (このIDを非表示/違反報告)
なな - まだ途中だけれど、感動。とにかく感動。これからも書くのを頑張ってください!!応援してます。 (2017年10月24日 18時) (レス) id: d532446468 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむどら
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/uratuku.aiing
作成日時：2017年8月26日 14時
