私の存在は？ ２

〜HAPPY　END〜　哀れな少女の結末 ページ31

〜HAPPY END〜
ﾄｺﾄｺﾄｺ……
もう少しで帰れる…！

中也「俺らは先に荷物運んどくぞー。」

A「…え、ぁ、うん！ありがと。」


早く……帰らなくちゃ…
なのに、どうして…足が動かない‼


???「ッ！A!!!!!」ｿﾞﾛｿﾞﾛ

え？リドル寮長……?皆まで……


A「何しに来たんですか？今は授業中ですよね？"ローズハート"寮長。」ﾆｺｯ


リド「ッ、すまなかった！」

全「「すまなかった！/すみませんでした！」」


………???

リドル「本当に都合が良いけど、」
レオナ「俺らのせいで、」
アズール「傷つけてしまって､」
カリム「申し訳ない！！」
ヴィル「だから、伝わらなくても良いわ、」
イデア「僕達なりの償いを､」
マレウス「させてはくれないか？」


…………………｡

A「…いいえ、私が悪いんですよ、自分の嫉妬で迷惑を掛けてしまって、すみません。」

リドル「いいや、君は悪くない、僕達がっ…」

A「良いんですって｡」(苦笑)




レオナ「……コレッ、」ｶﾞｻｯ

A「え、ぁ、ありがとうございます？」


リドル「…諸君、準備は良いかい？せーの！」


全「「そっちの世界でも、頑張ってください！」」


A「ッ！…ありがとう！皆！元気でね！」



　 ー良かったわね、Aー





___そんな声がして、私は白い光に包まれた。









.









.









.









__渡された紙袋の中には、

◈薔薇の手鏡◈

◈オレンジ色の箱に入ったチークセット◈

◈綺麗な海のような色の香水◈

◈赤色と黒色のシュシュ◈

◈紫色の箱に入ったアイシャドウセット◈

◈青色と灰色の箱に入ったリップセット◈

◈深緑と黒の箱に入ったネイルセット◈

◈グラデーションが綺麗な宝石が付いたペン◈

◈学園の皆からの手紙◈

が入っていた。



　 __これが、哀れな少女の物語__






−fin


❰えー、つまんないのー。マ、いっか！❱

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