消えた少女は【完結】

7.移動 ページ8

『やだァァァ。この前夏油と行ったばっかじゃん！！』


「もうそれ1週間くらい前だけどね」

「はぁ？俺なんて一昨日も合ったけど？」


『いや、ほら私ひ弱だからあんまり任務がないから』

「お前が1人は無理って拒否ってるだけだろ」

『か弱だからね』

「何言ってんだ」


この2人なんだかんだ言って相性いいくせにいつも口喧嘩ばかりして…
久しぶりに3人での任務だなぁ


「…にしても狭くはないかい？」

「2人ともでけぇから狭いに決まってんだろ」


『いや、多分夏油は私に聞いてくれたんだと思うけど？それと2人ともって何？それ私も入ってんのか？』

「は？もちろんだろ」

『じゃあ五条が助手席乗りゃいいじゃん』


さすがに高校生3人が後ろ3人はきつい

最初私とAが後ろ座ってたらあとからやってきた悟が後ろに乗り込んで時間ないからそのまま…って感じかな


「確かに。なんで後ろに乗ってきたんだい？」

「後部座席が好きだから」

『どこまで行っても自分勝手かよ…じゃぁーない優しい私が助手席移動するよ』








「もう少しで着きますから」


「いいとこ見せようとして失敗したwww」

「補助監督さん最高w」

『え？何？3対1？泣いたぞ？』

「涙枯れてんのか？」

『比喩だよバカ』

「あﾞ？」


「まぁ落ち着いて」

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