名前を言っただけなのに

祓う ページ11

にしても…

『ベルもっふもふすぎ…』

「あまり戯れるな」

『こんなもの生やしておいてそれは無理な話だ』

今ベルの腹に乗っております



大きさで言うと…トト○にさつきちゃん乗ってるくらい()


もうもっふもふ
アレルギーとかなくてよかったわ…

高校の友達に猫アレルギーいたからベル飼ってた私めちゃくちゃ煙たがられてたね

なんか少しの毛でもくしゃみ出るらしい

可哀想に。あぁ。なんて可愛そうな子だ…



ま、そんなことはどうでもいいや…眠








「…主。寝るでないぞ。主が寝た間に夏油が帰ってきたら我が祓われてしまうからな」


…めちゃくちゃいいとこだったのになんで邪魔するんだ…いや、もう3日寝てたけど寝ることは貯金出来ないらしいからね

『やっぱこの状態でも夏油さんの方が強い？』

「多分な…。まぁ全くやりあったことないから自分の力も…夏油後からもわからんが…」

『そういうもんか』


よし。寝よう。まだ昼間だ。お昼用意されてるからかえってこないだろうし







「A！！！大丈夫か！今すぐ離れろ！」

『ちょ夏油さん？？』

今寝ようとしてたんですけど！？


「…やはり目を離すべきではなかったんだ！！」

『ちょ落ち着いて！！この子私の猫！！』

「……は？」

『あ、いや、とりあえず私が召喚？した子なんですよ』

「…すまない。早とちりで……とりあえず元に戻すことは出来るかい？このままじゃ部屋に入れないからね」


『…ベルできる？』

「…主から命を受ければ」

『すみません夏油さん。出来ません』

「…どうやって呼び出したのか聞いてもいいかな？」

『あの。狐の窓って分かります？』









めちゃくちゃ頑張った。
数少ない語彙力で何とか…



「なるほどね。…それじゃあ私がAさんを狐の窓で覗いてみよう。」


『…あの、別に呼び捨てで大丈夫ですよ？呼びにくいでしょ』

「君が私のことを下の名前で呼んでくれるならそうしようかな」

『ハイハイ。傑さんですね。それじゃあ私を狐の窓で覗いて見てください』


「なんか軽いな…」

『そんなもんじゃないですか？』

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