すれ違っただけなのに

カレー ページ9

「いやぁ良かったね〜壊れたのが2階のベランダだけで。この前行った仙台の方の学校は結構壊れちゃったんだよ」

「あら、そうなの？それよりカレーの方はどう？」

「ん〜普段食べてる方が美味しい」

「それは良かったわ」





ねぇ待って誰なのこの人

普通にあの後家に来てママのカレー食べてるけどさ


それより二人の関係ってなんなの…

この目隠しの人顔みてないけど結構若いぞ？


「それよりこんな所に住んでんだね〜」

「結構気に入ってるのよ？」

『……あの、そろそろ名前聞いてもいいですかね？』

「あぁ。僕は五条悟。呪術高専で1年を担当しているよ。君のお母さんとは昔の知り合いだよ」

『五条さんですね。あなたも見えるんですか？』

「え、凛子呪霊とかのことはなしてないの？」

「えぇ。だって危険なことに私の娘を巻き込みたくないもの」

「え〜それが理由で今日みたいなこと起こしたんでしょ」

「だってこの子も私みたいに成人したら見えなくなるかもしれないでしょう？もう1ヶ月もないわ」

『……』


何だこの空間
五条さんはママの昔の知り合い？
どういう繋がりなんすか…
10年って言ってたから私が9…10くらいかな？
小四の時なんてクラス荒れてたことしか覚えてねぇよ…授業なんてほぼなかったな…あと男子が先生の肋骨おった記憶…


…まぁそんな記憶だから私の中に五条悟なんて人いないわ


「ほんとに記憶にない？俺こんなイケメンなのに？」

『いや、顔の半分見えませんし…』

「あ、そっかそっか」

「まぁまぁ。それよりカレーオカワリする？」

「『する』」

「あらあら。2人とも育ち盛りだから沢山食べなさい」

『え、五条さんって…』

「28♡」

『育ち…盛り？』



28かぁ…確か夏油さんも28って言ってたな



「…にしてもAは祓ったりは出来ないの？」

『まぁ…見えるだけですし』

「え〜勿体ない。せっかくこんなに呪力高いのに」

「あらAを危険な呪術師なんかにさせられないわ」

「それは残念」









「じゃ指は預かっておくよ…宿儺の器になっちゃった子がいるし」

「あら、それは大変ね…」

「ま、そういうことだし来月成人迎えても呪霊見えたら連絡してよ。その時は迎えに来るからさ」

『待って私抜きで話進めないで』







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各キャラの他のキャラの呼び方が分からない

ママ→←指

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