すれ違っただけなのに

呪術師 ページ41

さぁ高専2日目
スーツなんて着なくて全然私服でいいよ〜って言われたけど皆制服出し五条さんも家入先生もピシッとしてんじゃん…

だから家にあるスーツじゃないけどちょっとそれらしく見える黒っぽい洋服着てるよ…

ちなみにあの後帰りを待ってたけど、どうやら遅くなるらしいからもう帰っていいって言われた()

とりあえず今日も何事も起きないことを祈るよ…









『おはようございま〜す』

「あぁ。おはよう…今から解剖始めるけどAも見るか？」

『解剖？蛙かイカです？』

「虎杖悠仁だよ」

『は？』

「昨日の任務で命を落としたんだ」


…え？昨日あんなに元気よく手を振ってくれた悠仁君？

「彼は僕に並ぶ呪術師になるはずだった…」

呪術師ってそんなに危険なの…
家入先生が向かったベッドの上を見ると確かに悠仁君が…
まって、脳の処理が追いつかない…は？


「A！？ちょ、大丈夫！？」

『大丈夫なわけないじゃないですか昨日あんなに元気よく手を振ってくれたのに…』


やばい、涙が止まらない…
こんなんじゃ腫れるよ…でも無理じゃんあんなに沢山話したんだよ？

「もう始めるけど、、そこで見てるか？」

やっぱ呪術師って死が付きまとうんだ…
こういうことよくあるんかな？
五条さんも家入先生もなんか落ち着いてるし…
いや、五条さんの隣に座ってる人も結構青ざめてるし…

「Aはここに座ってて」

五条さん私にはハンカチ貸してくれた
一応ポケットに入ってるけど借りたよね
もっと仲良くなりたかったよ、3人で任務って言ってたけど野薔薇ちゃんと恵君は大丈夫なのかな…


「おわっ！！フルチンじゃん」


…は？

「おかえり悠仁」

「オッス、ただいま」

は？


「あー、報告修正しないとね」


『え、死んだかも確認せず解剖始めようとしてたんですか？』

言ったあとで気づいたね、多分これ1言目には間違ってるわ

涙流しながら言う言葉じゃないし、まずハイタッチより何かこう、ね、下どうにかしよ？

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