次の任務米花町だって

どう転んでも不審者 ページ3

『あ、傑〜お迎えありがとう』

「迎えに来たつもりは無いけどね」

『たまたまでもそこは素直に感謝されとくべきだと思うけど？』



呪霊を祓い終わってポアロへ行く途中傑と会った
いや、目立つね。夏油×高専の服は

パッと見その道の方ですか？え？って感じよ……

しかも今日髪の毛下ろしてるし



「悟もう着いてるって。私達も急ごうか」

『悟の事だからもう絶対ケーキ食べてるでしょ』

「さっきグループに自撮り送られて来てたよ」

『うわぁ…後ろに写ってる店員さんイケメンだねこれは』

「首元から下しか見えてないのに？」

『イケメンの見分け所は首だからね』

「そうなのかい？」

『いや知らんけど』



ポアロって検索しようとしたら
ポアロ イケメン店員
ポアロ 店員かわいい

って出てきたからさ……

可愛いってことは女性でしょ
イケメンってことは男性でしょ？



『ねぇ……悟もしかして不審者モードでいってない？』

「絶対包帯外してないだろうね」

『こんな犯罪蔓延ってるって言われてるんだからもう少し考えればいいのに』

「あの見た目で殺人現場いたら先ず速攻で疑われるよね」

『え……これ店入りにく』

「やばい店内から手降り始めたよ」

『oh……中にいる子供めっちゃ悟見てんじゃん』

「……はいるか」






「いらっしゃいませ〜……あ、待ち合わせの方ですね」


ほら、店員さんイケメンじゃん……
私の周りにはいない爽やか系イケメンだよ
金髪×色黒最高すぎないか？ 結構鍛えてるみたいだしいいね


「すみません。不審者みたいな格好してたから怖かったでしょう」

「なんだよ不審者って」

『ごめんね〜僕も悟の事怖かったよね〜』

「だ、大丈夫だよ！……お姉さんたちってなんの仕事してる人たち？」

『教師だよ。こう見えてもこっちの不審者も前髪も同じ高校の先生』

「なんだよ不審者って」

「前髪は私のことかな？」

「Aだって弱いくせに」

『術式なしでやったろか？』

「まぁまぁ2人とも落ち着きなって。ここお店だからね」

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