次の任務米花町だって

再来月は遠いです ページ19

「ねぇA。再来月空いてるかい？」

『何？デートのお誘い？照れるわ〜でもさすがにそんな先は分からないわ』

「そんな棒で言われても…それにAをデートに誘うくらいなら呪霊と出かけるよ」

『酷い……私ってあなたにとってそんな存在だったのね！！！』

「職員室でその会話やめてくれないか？」

『あ、硝子お疲れ様〜。だって傑が私より呪霊選ぶから……』

「はいはい。そんなことより悟見てない？学長が呼んでたんだが……」

「いや、私は見てないかな」

『私も。何？またやらかしたの？』

「いや、詳細は分からないけど新しく出来た東都水族館の件についてだってさ」

『あ〜今度リニューアルするやつか』

「そこに美々子と菜々子が行きたいって言ってたからね。Aに連れてってもらおうかなと」

『そういうことかよ』

「へ〜いいじゃんみんなで仕事ボイコットして行こうか」

『硝子が言うなら行こう。上がなんと言っても行ってやろう』

「じゃあ悟、硝子、美々子、菜々子、A、私でいいかな？」

「あぁ。悟には私から言っておくよ。どうせこの後伝えに行かないといけないからな」

「大丈夫。僕全部聞いてたから」

『気持ち悪』

「いつからいたんだい……」

「今すぐ学長の所へ行って」


「なんかみんな僕に当たり強いね？」

「運転免許悟持ってたっけ？」

「あったりまえじゃ〜ん」

『レンタカーかな？頼んだぞ7人乗り以上ね』

「チケット代も頼むよ」

「え？」

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