信じ難い話 ページ47
「A。無駄に子供たちを怖がらせるんじゃない。…私たちはね君達に協力してもらいたいだけだよ」
「協力…?」
「あぁ。私達は彼女の身柄が欲しいんだ」
「何故あなた達がキュラソーの身柄を欲しがるの!」
「哀君…」
『私達は君達のような若人が何故世界的な犯罪組織と関わりがあるのかは分からない。その組織がどんなことをしているのかも全くわかんないよ。』
「さっきもコナンくんには言った通り高校の先生なんだが簡単に言えば霊視ができるんだ」
『見えるだけじゃない。それを祓うことも出来る。3人とも呪術高等専門学校って知ってる?』
「そこなら少し知っとるぞ。確か宗教の学校じゃったかな?」
『えぇ。表向きはそれであってる。でも実際呪霊という呪いを祓う事が主な仕事。高専では呪いが見える子達に祓い方とかを教えているのよ』
「そんな話信じられるわけないでしょう?まず呪霊なんて初めて聞いたわ。それにあなた達がほんとにそうだとも信じられない」
「それはそうだよね。私も君たちが大人から子供になったっていう仮説をAに言われた時はそうだったよ。でもね私達もこんな嘘をつきにここまでやってきたわけじゃない」
『信じられないってのはわかるけどね。多分あと少しで着くと思うからこの話は一旦〆ようか。』
「じゃあキュラソーの身柄。なんで高専は欲しがってるの?」
「いい質問だね。一言で言えばあの女性は多分呪力が高い。呪力が高いと呪いが見えるし祓うこともできるんだ」
『3人とも呪いが見える人にあったことはある?』
「ないわね…」
「わしも無いのう」
『でしょう?私達のことを呪術師と言うんだけど、呪術師は万年人不足。』
「つまり…呪いが見える人はどんな身分の人でも欲しいって訳か」
『そう。コナン君話が早い』
「大体のことはわかったわ。それで?なぜこれを私たちに伝えに来たの?」
「あの女性はあそこにいる子供達を助けるためショベルカーに乗ったんだ。自分の命を顧みずにね。あの子達はそれほどまで大切な子達なんだろう?未だ目は覚めてないがいずれ目が覚めたら合わせてあげたくてね」
「そう……」
『あ、ちょっと阿笠さん。傑の子供達がこの辺りまで来たみたいだから……あげても大丈夫です?』
「あぁ。構わんよ」
「阿笠さんも哀ちゃんもこのことはあの子たちは話さないでくれるかい?」
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あ - 38ページに監督生がいます、! (2022年11月11日 1時) (レス) @page38 id: cc95b3a77e (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - お返事ありがとうございます。 元太君の台詞でしたか、、となると私の思い違いでしたね。すみません。 (2021年6月16日 0時) (レス) id: ac3a1d0896 (このIDを非表示/違反報告)
来世はジンの髪の毛(プロフ) - どのように返信するのか分からないので麗さんにここで伝えさせてもらいますね。少し前に書いたもので覚えていなかったので読み返しました。多分これ小嶋元太君のセリフだと思います。 (2021年6月15日 23時) (レス) id: 6e79d370dd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 上手く伝えられずすみません。 (2021年6月15日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 32ページ 「なぁ灰原、この人たち の所なのですがコナンはその場にいないのですよね?なら、誰の台詞でしょうか?少なくとも灰原と呼び捨てにする子は少年探偵団の3人の中にはいません。 それからちょくちょくある漢字変換をしていないところはわざとなのでしょうか? (2021年6月15日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来世はジンの髪の毛 | 作成日時:2021年3月6日 23時