次の任務米花町だって

別れて行動 ページ28

夏油傑side



「だから！イルカショーこの時間が最後なの！」

「こっちだって花火最後だって」

着いて少しして2人ＶＳ悟の喧嘩……が始まった。
待ってくれ中学生と大人がおなじレベルで喧嘩をしないでくれ
声も出てるから周りの目が痛いというのもあるんだよ

硝子とAは少し離れて他人のフリをしているし……

助けを目で求めても知らんぷり


「ほらほら3人とも落ち着いて。通る人がみんなふりかえっているからね」

「傑はどっちに行きたい？遊園地？水族館？もちろん観覧車ある遊園地だよな？」

「夏油様は水族館だよ！車で水族館のことについて調べてたから！！」


私はみんなに合わせる予定なんだけど…それにしても2人ともよく私が水族館について調べているの気づいたな……


「それじゃあ二手に分かれよう。私は2人の引率で水族館に行くよ。……A達はどうする？」

『じゃあ悟の面倒見るから遊園地』

「Aと同じく」

「僕面倒見られる側なんだ」

「少ししてここ集合でいいかな？」






水族館なんて10年振りくらいかな
今度来る時は理子ちゃんや黒井さんも誘って……

イルカショーの間すごく懐かしい気持ちになった。あの任務以来沖縄にもいってないけれど、また行ければ…

「夏油様！このストラップ今日来たみんなでお揃いにしない？」

「いつもカバンについてるクジラのストラップ悟さん達とおそろいなんでしょ？」

「私達も思い出ってことで！」

「私のカバンなんてよく見てたね…それじゃ3人に似合うやつ選んで合流しようか」


あの時は非術師を守るためなんて曖昧や力の使い方だったけど今はこの2人を守るためという明確な理由がある


「結構色んな種類あったね〜！」

「……ねぇ、なんでこんなざわついてるの？」


どうやら水族館以外が停電になり真っ暗になっているみたいだ


「呪霊の仕業じゃ無さそうだが…私はまずあの3人と合流しよう。2人は安全な場所で待機。できるかい？」

「私達も一緒に行く。回線混んでて使えないっぽいし」

「後々合流するのも大変になるでしょ？」

「…わかったよ。これが自然に起きたものじゃなく人為的…テロだった時、何かあったら直ぐににげるんだよ」

「り！」

「わかった」


今日も動きやすい服装にしていて良かった。







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