仕方ない、じゃなくて。FK ページ33
⚠️特殊設定。オメガバースです。
⚠️生理の表現あります。
Fはα、KiはΩで、既に契約済み。
※オメガバースの意味がわからない方は、説明省いてますのでご自身でお調べください。
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Kside
「お前！告白されるよーな行動取ってんじゃねぇよ」
「取ってないよ何も…」
女性スタッフに告白されたところを
藤ヶ谷に見られてしまった。
「たまたま好きになってもらっただけ」
「なってもらった？俺以外の人間に好かれること嬉しいとでも思ってんの」
「そういう意味じゃ…んぅっ！」
胸倉を掴まれて、壁に押し付けられると、雑に唇を重ねられた。
「何のために番になってやったと思ってんだよ」
「…はぁ？」
自分がΩだと隠して仕事をしていく上で、なかなか番を見つけれなかった俺は、発 情期が与える仕事への悪影響が酷くなっていく中で…
ある日、不定期に急に現れた発 情期を、すぐに薬で抑えられなかった。
空き部屋でもがいていると、様子がおかしかった俺を体調が悪いと勘違いした藤ヶ谷が、心配して入ってきてくれた。
視界が揺らむ中、藤ヶ谷にがっつかれた。
俺は、藤ヶ谷がαだと知らなかった。
…でも、それですぐ分かった。
そのまま襲われて、首筋を噛まれた。…らしい。
意識を失ったから覚えていない。
目を覚ますと、藤ヶ谷に首を噛んだと謝られた。
でも、この偶然に恨みなんてなかった。
発 情期からも無事解放されるわけだし
何より俺は…藤ヶ谷が、好きだったから。
でも今、「なってやった」なんて言い方をされたのは腹が立った。
「俺、頼んでお前に番になってもらったわけじゃねーよ。
お前が勝手に噛んだんだろ」
α特有の独占欲に塗れて、荒ぶってしまっているのは重々承知だったが、腹立って反抗してしまった。下から藤ヶ谷を睨んだ。
こんなことしたって、挑発にしかならないって分かってるのに、口に出してしまった。もう遅い。
藤ヶ谷の目は怒りと嫉妬で染まり、胸倉を雑に引っ張られて寝室へ連れ込まれる。
「…やめろっ」
「は？」
そのままベッドに投げられる。
すぐに覆い被さられて、腕を押し付けられ、動けなくなった。
「やめ…っ」
言葉を止められるように唇を塞がれる。
藤ヶ谷の手が下に下がった。
「だめ…っ！！やめて！！！」
「反抗してんじゃねーよ」
しかし、下着を下げた瞬間、藤ヶ谷の動きが止まった。
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ちび(プロフ) - めっちゃ良いですね、藤北、から検索で来ました、ツイッターもリクエストさせてもらいました⚪︎何気ない藤北、めっちゃ好きなんです、ドラマのは私も妄想してたんでめっちゃ読んでてニヤニヤしちゃいましたわ🤭素晴らしいですね (2023年3月16日 13時) (
レス) @page33 id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻弓 想
| 作成日時：2023年1月15日 21時
