⭐︎「溺愛メランコリー」誕生日編 TK ページ12
Tside
今日はだーーーいすきなミツのお誕生日。
せっかく休日のお誕生日だったのに、仕事が入ってしまってミツは不在…。
俺はその間に、僅かに持っているお金(ミツに食費としてもらったやつの余り)で装飾品を購入した。(100均で)
「ふんふんふふ〜ん」
ミツが俺にしてくれるみたいに、レストランに連れて行ったりとか、いっぱいプレゼント用意したりとか、豪華な誕生日にはしてあげられない。
だけど、お祝いしたいって気持ちだけは溢れ出してる。
一年でいつよりも大切と言っていいほど、大切なミツのお誕生日だ。普段面倒くさがりの俺が、装飾しながら鼻歌が止まらない。
もうちょっとで帰るって連絡が来たから、クラッカーを手に持って玄関で待機。
「ただい…」
「おかえり！お誕生日おめでとー！」
３つ一気にクラッカーを鳴らす。ミツは声を出して驚いた。
「おめでとうミツ」
正直オマケのクラッカーをポイと床に捨てて、主役のミツをぎゅっと抱きしめる。
「あ、ありがと…」
「みつ、いつもいつもありがとう。
生まれてきてくれて、俺と出会ってくれて、
一緒にいてくれて、本当にありがとう」
ミツはそれに対して、小さく小さくうんと言っただけだった。
でも抱きしめ返してくれた。
正直ミツは祝われるのは苦手だと思う。照れ屋さんだから。
それでも俺は盛大におめでとうって言いたいし、
いつもよりたっぷり感謝を伝えたいし、好きだって言いたい。
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ちび(プロフ) - めっちゃ良いですね、藤北、から検索で来ました、ツイッターもリクエストさせてもらいました⚪︎何気ない藤北、めっちゃ好きなんです、ドラマのは私も妄想してたんでめっちゃ読んでてニヤニヤしちゃいましたわ🤭素晴らしいですね (2023年3月16日 13時) (
レス) @page33 id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻弓 想
| 作成日時：2023年1月15日 21時
