５９話 ページ10
ノーマンside
博士《おはよう、ノーマン。》
ノーマン「おはようございます、博士。」
機械じみた声。
狭い部屋にただ僕1人。
博士『正常ね、朝食を出すわ。』
ああ。
博士『設問の数と解答時間はいつもと変わらない。』
博士『ではテストを始める。
第1問…』
会いたい。
ノーマン「…………」
エマ、レイ、みんなに会いたい。
みんな無事に脱獄できただろうか。
1人も欠けてないだろうか。
ここはΛ7214。
僕は、ここに出荷された。
まだ、生きてられる。
ノーマン「…………」
いいや、生きてしまったんだ。
A、君の元に逝けると思ったけれど。
まだそっちにはいけそうにないよ。
だから僕は、君の分まで生きないと。
君が見たがっていた外を、見たい。
君はもう隣にはいないけど。
A、僕に力を貸して。
博士「じゃあ行こうか。」
ノーマン「はい。」
僕はその言葉に立ち上がり、博士についていく。
長い廊下を、付き添いの博士2人とともに歩く。
逃げるには、まずこの農園を知らないと。
…絶対にここから脱出してみせる。
僕は必ず、エマとみんなに会うんだ！！
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AYANE(プロフ) - 白楊さん» はい。観賞用を参考にして作りました。 (3月27日 12時) (
レス) id: 51fc191b8e (このIDを非表示/違反報告)
白楊(プロフ) - 観賞用っていう小説と似てますね〜 (3月27日 12時) (レス) @page38 id: 9084a50d79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AYANE | 作成日時：2024年3月24日 9時
