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09話 ページ10
エマ「絶対に近寄っては駄目よ。」
ノーマン「ってママいつも言ってるよね。
門と森の奥の柵は危ないからって。」
A「はぁー、だから言ったのに。
2人共、私の声聞こえてなかったの?」
ノーマン「A、いたの?」
A「やっぱり、聞こえてなかったんだ…。」
エマ「ごめん、気づかなかった。」
A「全く……
それより、戻ろう。
ママ言ってたんでしょ?
危ないって。」
レイ「あんなの、嘘に決まってるだろ。」
いつの間にかレイが隣に立っていた。
A「レイ…。」
ノーマン「嘘ってどう言うこと?」
レイ「だって見ろよ、これのどこが危ないって言うんだ?」
レイは柵を見下げながら言った。
レイ「柵も低いし、危ないものは何も見当たらない。」
エマ「でも、ママがそう言うんだから…。」
レイ「お前、ママが大好きだもんな。」
エマ「それは、みんなだって…。」
ドン「おい!
やる気あんのかよ、お前ら。」
ギルダ「あれ?
もうおしまい?」
声のする方を見ると、そこにはみんながいた。
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年3月23日 22時