39話 ページ40
翌朝が来た。
博士「おはよう、A。」
A「おはようございます、博士」
私の部屋へ入って来た博士。
手には朝食があった。
机に案内され私は大人しく座れば目の前に朝食が置かれた。
“残さずに食べてね”とだけ言えば、博士は私のベットのシーツやらを直してた。
私はそれを横目にナイフとフォークを持つ。
それは、プラスチック製で武器にはならない。
大人しく私は食事を口に入れた。
A「モグモグ……」
A『エマ達…今頃、大丈夫かな?』
気づけば私は完食していた。
博士は私の頭を撫でると、瞳を除いた。
博士「うん、正常ね。
目の腫れも引いたしよかったわ。」
博士は相変わらず私の身体の心配ばかり。
分かったのは、鬼にとっても人間にとっても私は重要な実験体だということ。
だから少し可笑しな行動をしても殺されないんだ。
その時だ。
部屋の扉がウィーンと開いた。
部屋に入って来たのは…
スミー「ご苦労様、博士。」
博士「!
…ご苦労様です。」
初日に出会った、スミーという人。
その人は博士より上の立場なのか、博士はお辞儀をして敬語で話してた。
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年3月23日 22時