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37話 ページ38
博士「そこへ座って。」
A「…」
そこはまるで病室。
博士は扉を閉めて、、号を打ってロックをかけた。
その記号を私は、すぐさま暗記した。
番号は10ケタ。
私は…指定された椅子に座る。
博士は、やら机の上で機械をいじっていた。
私は、それを見てゴクリと喉を鳴らす。
逃げて、エマ…レイ…ノーマン…みんな…。
もしかしたら……
今まで里親に出された子は、こうやってさせられていたのかな?
博士「じっとしててね。
痛いのはほんの一瞬よ。
少しワンピース脱いでくれる?
じゃないと付けれないの。」
私は、ワンピースの胸元を少しずらした。
私はその手をガシッと掴む。
A「観賞用って私の事ですよね。
教えてください。
私は、なんの研究"材料"にされるんですか?」
私は、そう真っ直ぐな瞳で博士を見つめた。
もちろん、大人しくは嘘だ。
それでも私には、知る権利があるはず。
あいつは一体何者で、なぜ言語を喋るのか。
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年3月23日 22時