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36話 ページ37
博士はそう言って私の目に触れた。
触れられたらとても痛くて、それほど泣いてしまったんだと実感した。
…ウジウジ泣いたって仕方ない。
博士は暖かいタオルを私の目に当てる。
私の身体の心配をしている。
なら少なくとも私は殺されることは無い。
すると部屋にはもう1人、研究員がやってきた。
見たことない新しい人だ。
?「準備はできたかね。」
博士「はい、完璧です。」
2人の間で交わした話はそれだけ。
私はジーとその人を見つめていたけれど、お世話がかりの博士が私をベットから立たせるように、優しく背中を支えた。
A「どこへ行くの?」
博士「心配しなくても、怖いことはしないよ。」
A「……」
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年3月23日 22時