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１５話 ページ16
閉まっている裏口をノーマンが針金で開けて、私達は走って門へ向かった。
本物の車に思わず目をキラキラさせてしまう。
エマ｢コニー？｣
A「車の中にはいないみたい。」
ノーマン｢荷台に載せておけばわかると思うよ？｣
この車で行くのかな？
もし違ったら渡せないかもしれない。
エマは荷台に載せようと布を開ける…。
エマ｢…………………ノーマン、A。｣
トサ…とリトルバーニーが落ちる音がした。
震えているエマの声に私とノーマンは、彼女の隣に立つ。
シェリー「エマ？」
荷台にいたのは……
数時間前まで笑顔だったコニーの悲惨な姿。
私は、植物図鑑の端に載っていた花とコニーの心の臓に刺さっている花が一致した。
シェリー「コニー？」
私は、とっさにシェリーの目を隠した。
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作者名：AYANE | 作成日時：2024年3月23日 22時
