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１１話 ページ12
エマ「だったら、いいじゃん！
嬉しいよ、私。」
エマが微笑みながら、言った。
ギルダ「私も早く外へ出たい！」
ナット「出たら何したい？」
ギルダ「決まってるじゃない！
服よ、服！」
ギルダがくい気味に答える。
ドン「出た…。」
ギルダ「だって！
今これ、一種類だけだよ？
本で読んだの、外の世界には信じられないくらいの沢山の服があるのよ！
全部着てみたい。」
ナット「俺は美味いもん食いたいなぁ〜。」
ドン「可愛い女の子とデートとか？」
ギルダ「それって何か失礼じゃない？」
ドン「いやぁ、そう言う意味じゃ…。」
フィル「僕、汽車がみたい！」
フィルが勢いよく手を挙げて、笑顔で言う。
ドン「いいね！
汽車。」
シェリー「私、パン屋になりたい！！」
A「そういえば、昔…みんなでパン作ったよね。」
ノーマン「あったね。
レイが粉被ったのがね。(笑)」
エマ「珍しかったよね！！」
レイ「うるせぇ！！」
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作者名：AYANE | 作成日時：2024年3月23日 22時
