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10話 ページ11
ノーマン「今日はもう、よそう。
あんまり遅いと、ママが心配するし。」
ドン「いつか、出てくんだな…こっから。」
ドンが柵を見ながら、言う。
ナット「ここ孤児院だよ、出ていくのは当然。
12歳までにね。」
ギルダ「あのさ。」
ギルダが不満そうに、声をあげた。
ギルダ「全然とどかないよね、手紙。」
エマ「手紙?」
ギルダ「ほら、ハウスを出ていって誰1人よこさないじゃない。」
A「たしかに、ちょっと寂しいよね…。」
ノーマン「そりゃ、里親に遠慮する気持ちもあるだろうし。」
ドン「でも、産まれてからずーっと一緒なんだぞ!
血は繋がってないけど、本当以上の兄弟だろ。」
ギルダ「きっと、ハウスのことなんて忘れちゃうぐらい、毎日楽しいことでいっぱいなのね…。」
A「それだと、私は嬉しいけどね…。」
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年3月23日 22時