今日:7 hit、昨日:28 hit、合計:462 hit
小｜中｜大
１３話 ページ14
ノーマンside
「おはよう。
ノーマン。」
ノーマン「お、おはよ。
姉さん。」
あれから色々と考えた。
姉さんは、明日の夜には出荷。
どう考えても時間が足りなかった。
エマ「お姉ちゃんを助けるっ…！」
エマの考えは無謀だ。
変な行動を起こせば、エマの出荷だってありえる。
僕は…どうすればいいんだ。
1人の命を助けるか、それとも全員の命を助けるか。
Aは10年も一緒にいた。
だからこそ助けたいんだ。
その綺麗な笑顔を…まだ見ていたかった……。
歌もダンスも…見ていたかった……。
……あれから救い出す方法を必死に考えた。
考えて考えても、救い出せる方法が分からなかった。
もう時間は迫ってるというのに。
エマでさえ、ボーと空を見上げていた。
僕らは、知るのが遅すぎた。
きっとAに言ったって、助かる訳じゃないはず。
……僕らは……
また家族を失うんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：AYANE | 作成日時：2024年3月22日 15時
