今日:2 hit、昨日:18 hit、合計:92,253 hit
小｜中｜大
ーーーーー ページ20
デスクに戻ると、受話器を持った同僚と目が合う。
「あぁA、ちょうどよかった。内線。受付から」
「はい」
『はい、Aです』
『受付です。アポは取ってないらしいんですが、浅木様という女性の方がみえられてます。今、受付までこられますか？』
『わかりました。今、行きます』
エレベーターの中で取引先に浅木という名前の女性がいたかどうか頭の中で考える。
。。。いたっけ。。。？
「Aです」
「浅木様、あちらでお待ちです」
教えられた方を見ると女性がひとり立ってこちらに会釈をした。
「あ。。。」
言葉を，失う。
「急にお呼びだてしてすいません」
そう言ってわたしに近づいてきたのは、
深澤の、彼女だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 687人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しろ
| 作成日時：2022年10月7日 22時
