寂しかったのは… ページ32
あゆみも裕太も必死に韓国までのチケットを一緒に探してくれた
A:いや、何で二人も…
あゆみ:私達は私達で楽しむ為!気にしないで!
二人も一緒にやって来ました韓国!
準備らしい準備が出来る時間なんてなかったから、何か足りなきゃ買えばいいやと日本を飛び出した私達
ウニョクが撮影しているらしい近くで
裕太:僕らはデートしてくるからさ
っていなくなった
裕太の話だと今日の撮影は街ブラロケのようで
ん?人だかりだ…もしかしたら…
若い子達が集まっている所に私も行ってみると
ビンゴ!!
イトゥクの声が聞こえてきた
ウニョクはどこかなぁ…
背の低い私は集団の端に行き見える位置を確保
端となるとさすがに彼らからは少し遠いが…
A:いた!
笑って撮影してるウニョクがいた
可愛いなぁ…
あぁ…また歯茎まで見せて爆笑してるし
お店のおばちゃんに名前間違われてショック受けてるし
中々見れない撮影風景も楽しい
順調に撮影が進んでいく
そんな中
A:あ…
ウニョクと目が合った…
そして目が合った瞬間
シウォン:ウニョク?!
ウニョクが転びそうになる
ウニョクはまたプロの顔に戻り、笑いも取りながら撮影は無事に終了したようだ
さて…ここからはどうしたら…
考え込んでいると
(裏の通りの車に来て)
ナンバーまで書いてあるメッセージが
言われた通りに裏の通りにすすみ、書かれてあるナンバーの車を探す
A:あった
ノックしようとしたら
ウニョク:A!
大きなバンのスライドドアが開き
A:うわっ!
言うまでもなく、いつもの様に腕を引かれ中に引き込まれる
ウニョク:何でいるの?!
引き込まれ、上半身はウニョクに抱きしめられ、下半身は床に座り込む形の私
ウニョク:ねぇ!何でいるの?!
答えない私の顔を両手で包み、瞳を合わせ聞いてくる
ウニョク…
ウニョクの半分涙目になって喜んでくれてる顔を見て私は気が付いた…
彼氏、彼女の実感がないなんて思っていたのに
A:会いたくて…来ちゃったよ…
寂しかったのは…
私の方だったのかもしれない…
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waka(プロフ) - 多かれ少なかれよく思わない人はいるよね(^_^;) (2020年12月25日 10時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優勇 | 作成日時:2020年9月8日 13時