捕獲 ページ22
勝手にキスマークを付け
ウニョク:たまたまとは言え、ハグタイム当たってくれて良かった
落ちたキャップを拾いながら言う
A:だからってこんな？！
ウニョク:連絡もあれからしないのは良くて？
何も言えなかった…
取り敢えず、ズラされたシャツを整える
ウニョク:また乱してあげるに
ニヤリと笑う
A:本気だった恋をしてた人には思えない…
ペンだろうが今はウニョクって人が理解出来ないでいる
ウニョク:本気だったよ…もちろん。彼女に、限らずね…
忙しくなると…
そう言ってたな確か…
A:あの日の事は忘れて下さい…私も忘れて、今まで通りのSJペンにウニョクペンに戻りますから
ウニョク:戻れる？少なくとも忘れるなんて僕には無理だけど…
A:とにかく私は…
ウニョク:はいはい！分かったから！ヨイショっ
ん？ん？
ウニョク:あの日も思ったけど、軽いよねぇ！
ん？ん？
ウニョク:取り敢えず捕獲成功！
A:イヤぁぁぉ！何これぇぇぇ！！
お姫様抱っことか、抱きかかえるとか素敵な物ではなく
ヒョイっと小脇に抱えられ宙ぶらりんな私…
A:お〜ろ〜し〜て〜！！！
身長でも高ければ違ったのかもしれないが
１５３センチな私は…
子供サイズな私は簡単に捕獲されてしまったようだ
A:出口はあっちでしょ？！
ウニョク:簡単に逃がすと思った？
がクリとうなだれ、宙ぶらりんなまま運ばれるしかなかった
ガヤガヤ賑やかな声が近づいてきて
出口じゃなくスタッフルームへと戻ってきたのが分かる
ガヤガヤしていた声はヒソヒソへと変わる
私はもう恥ずかしくて顔を上げるのさえ出来ない
ウニョク:捕獲してきたぁぁ！
ドンヘ:ウニョク！！
ウニョク:ん？
ドンヘ:ん？じゃなくて！女性をそんな…
ドンヘが怒りながら、ウニョクの小脇から私を開放してくれた
A:ありが…
ヤバい！王子様か？！
ドンヘは降ろしてくれるだけでいいのに
お姫様抱っこで私を椅子へと座らせてくれる
シウォン:ウニョクが悪いね。ドンヘに取られちゃうかもよ？
ドンヘに見とれていると、シウォンがからかう声が
ウニョク:Aも、何、顔を紅くしてるの？
A？！
ヒチョル:おっ？やっぱりウニョクかな？
なんて皆、私がいる事を疑問に思わない様子で…
はっ！あゆみ！
A:あのぉ…楽しく盛り上がってる中…すみません。友人と約束が…
話し掛けるとウニョク以外が一斉に見てきた
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waka(プロフ) - 多かれ少なかれよく思わない人はいるよね(^_^;) (2020年12月25日 10時) (
レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優勇 | 作成日時：2020年9月8日 13時
