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五十三話 ページ4

はい、そんなこんなで合宿が終わって春高予選前となった。

また時間飛ばしたけど話に何かしらのイベントを照準に合わせると進みが遅くなるし、あとは特別何も起こらなかったしということで。

飛ばし方は雑かもしれないけどそれも勘弁してね、というかこの時間飛ばしは恒例になるような気が…。


話を戻して、春高予選前。

今は一年と二年、そして夏で引退せず残った三年が集合をかけた監督の元に整列して話を聞いてる。

内容は大会前だし言わずもがなユニフォームのこと、三年にとっては正真正銘最後の大会だからかインターハイの時より空気がピリピリしてる。

監督の隣にユニフォームを持ったコーチが立つといよいよ発表、そうなると引退した三年の後釜を任されてる二年を中心に一年にも緊張が走った。

…俺には緊張も何もないけどね、むしろため息が出ちゃいそうだ。

だっていくら身構えても選ばれる人が変わるわけじゃないしなぁ……

…まあもらえたら嬉しいとは思う、チームを勝ちに導ける力があるっていう証明だろうから。





「ほな、ユニ渡すで」


1番、2番……と次々と呼ばれては受け取っていく。

番号の順番としては三年→二年→一年→リベロみたいだ。

だからかな、二年に受け取るのが回ってきたらリベロじゃない三年はもうユニはないと悟ってだんだんと顔をうつむかせていく。

二年の次の一年はインターハイでもユニをもらった尾白くんが選ばれた。

尾白くん以外の一年は選ばれなかったことに、大耳くんとかは背があるしいいと思うんだけどな…と感じつつ、次のリベロ発表に耳を傾ける。

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Flower(プロフ) - とても話の内容に入っていきやすくていいなと思いました!更新お待ちしてます! (2022年1月26日 20時) (レス) @page20 id: cd08cf8264 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 真柴白さん» コメありがとうございます!頑張ります〜! (2021年1月31日 23時) (レス) id: 8b0e7e38fd (このIDを非表示/違反報告)
真柴白 - 更新待ってます★才能が有るって良いですよね(^∇^) (2021年1月30日 20時) (レス) id: b8cb4c9ad0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年12月3日 21時

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