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五十二話 ページ3

あの後大耳くんがパッと目を覚ましたんだけど、俺を撫でている状況にものすごく戸惑っていた…

…と思ったらさらにばばばっと勢いよく撫でてきた。

え???何故に???

ちょっと俺にはキャパオーバーでただただ撫でられてたんだけど、しばらくしたら満足(と言えばいいのかな?)したらしく、解放された。

…大耳くんいわく、俺の髪はさらさらしていて驚きの撫で心地らしい。


この間赤木くんは腹を抱えて笑っていて、収まった時は若干涙目になっているくらい。

笑いの沸点低いんだなぁ、赤木くん。





さて、時間は飛んで一日練習が終わった夕方。

俺は今調理台で包丁片手に食材を切っている。

なぜなら今日の夕食の担当の一年に俺が含まれているから、その支度だね。

……俺さ、正直言って一年に食事を作らせるのってどうかなぁと思っていたりするんだよね。

食事って身体の資本だしさ、栄養士さんが献立考えて出してくれたのはとても良いんだけど。

マネージャーがいない分は一年で穴埋めしないとだし、というのも分かるんだけど。

どうしても料理をさせるのには納得いかないんだよね、包丁使うし火も使うしさ。

危ないし自主練の時間が無くなるし、合理的じゃないんだよね。

あとは料理出来ない人もいるだろうし…なんとか保護者の方とかにお願い出来なかったのかな……。


食材を切り終えた俺は他の一年の様子を見た後、鍋に水を入れて火にかけたりフライパンを温めたりと準備を進める。

すぐに煮たり焼いたり出来てちょっとした時短になるでしょ、あとは食材放り込んで味付けすれば終わりだし。

「手際良ぉ…」「主夫やん……」………なんて聞こえたけどそんなことない、慣れだよ。

これでも自炊はして来たからね。


もちろんちゃんと仕上がったよ、良かった良かった。

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Flower(プロフ) - とても話の内容に入っていきやすくていいなと思いました!更新お待ちしてます! (2022年1月26日 20時) (レス) @page20 id: cd08cf8264 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 真柴白さん» コメありがとうございます!頑張ります〜! (2021年1月31日 23時) (レス) id: 8b0e7e38fd (このIDを非表示/違反報告)
真柴白 - 更新待ってます★才能が有るって良いですよね(^∇^) (2021年1月30日 20時) (レス) id: b8cb4c9ad0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年12月3日 21時

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