【文スト】太宰達の為なら、私は喜んで世界を焼く！

和菓子に負けた男 ページ8

髭面の男「おっと」

ルイーザ「す、スミマセン！」


ルイーザが

落ち込み

俯きながら歩いていると

頭に包帯を巻いた

髭面の男達に

肩が当たってしまった


髭面の男「探偵社に
叩かれて
貧民街に逃げ延びてみれば、
組合の作戦参謀が
一人で歩いてるって聞いた時ゃ
耳を疑ったぜ」

ルイーザ「貴方達の顔…何処かで……」


パチン

と髭面の男が

指を鳴らすと

ルイーザは

髭面の男の部下らしき

眼鏡をかけた男に

羽交締めにされてしまった


髭面の男「却説、
組合の遺産の話をしようぜ」

ルイーザ「思い出しました…。
指名手配犯のみで
構成された組織゛ザアパルク゛。
罪が重い程
地位が高くなる犯罪者集団。
ボスの名は犠牲者の
親指の爪を剥ぐ事から
通称
親指の爪(サムネイル)」

親指の爪「知ってるなら
次の展開も分かるよな？」





＿＿＿＿＿＿
＿＿






「美味〜！」

ナオミ「Aさんに
喜んでもらえて良かったですわ！」

賢治「Aさんは
美味しそうに食べますから、
見てるだけで倖せになれます」


ナオミちゃんの出して呉れた

和菓子があまりにも

美味しいものだから

次へ

次へと

和菓子に手が伸びる


国木田「太宰の事なんて如何でもよくなって来る」

春野「太宰さん、
和菓子に負ける」

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