【マギ】Si je peux mourir.【刀剣乱舞】2

story２-2 ページ4

たくさんのコメントありがとうございます！
更新が遅く申し訳ありません！！
＿○／|＿
加えて暫くマギキャラが出て来ないと思われます｡｡すみません…
面白くないかもしれませんが、宜しくお願いします！！┏○┓
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動かない右腕に慣れた手つきで一指一指嵌めていく。


肩までそれを引き上げた所で、鶴丸が近付いてきて、
グローブの端から出ている後ろの紐を背中から左脇に通し、前にあるもう1本の紐とを結ぶんでくれる。


このグローブは手袋と言うより篭手に近い。

違う部分と言えば、鉄板が付いていないことと、指先まであることくらいだろうか。



風は鶴丸にそこを蝶々結びして貰うと、
次に左手にもグローブを付けてもらう。

付けるものは右腕とは違い、二の腕までの長さの指先が開いたオープン手袋だ。




右腕の神経は既に死んでいる為、生きている左手の触覚で感じ取る為の配慮だ。

そして、山姥切国広の本体を右腰のベルトに落とし差しする。



その後、外套を頭から被り、袖から腕を出す。

小夜左文字の本体は外套の内ポケット(懐)に入れる。

最後にブーツを履き、フードを被れば着替えは完了だ。




身支度が1人で出来ないことが彼らに迷惑をかけて申し訳ないのだが、
そう思うと、いつも何も言っていないのに｢迷惑だとは思ってない、むしろ主に頼られるのは嬉しい｣とか言って、慰めてくるのだ。




気持ちが軽くなって嬉しいが、ちょっと気味が悪い。




決して口には出さないが···。

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