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風磨「なんかプリン無料で貰っちゃった」



「気にしないで。試作品は微妙だから」



風磨「ふは、Aは食べ飽きたってか。笑」



「だってさ!最近は毎日昼休憩の時間とかも食べさせてくるんだよ!?

で、帰り際も渡されて明日感想教えて!って…
ケーキならまだしも、プリンかよぉ…」



風磨「とか言いながらちゃんと食べて感想言ってあげるAな。笑」



「…ふふ、私も結局好きなのかな 笑」



風磨「だな。」




家に帰るまで 2人で手を繋いで 今日あった話をするこの時間が俺は好きだ。




家に帰ったら 一緒に晩ご飯を作って 2人で食べるのもお決まり。


こんな些細なことでも幸せだと思える。

好きな人のそばにいられるなら、なんでもいいよ。





「ねぇ、ふうま」




風磨「ん?」




「好きだよ。」




風磨「……。!?」





急にそんなこと言われたら驚きますって…





「そばにいてくれてありがとう、

好きになってくれてありがとう」






ふにゃ、って嬉しそうに笑いながら話すA


言わなきゃわかんないもんだってある





風磨「こちらこそ。

愛してるよ、A」



「んふふ、

愛されちゃった」





強く抱きしめた。



痛みを知るから強くなれる。


傷つかず、何も知らずに生きていくことが幸せなのかな、

元カノに浮気されたとき

ネタバラシは死んでからにしてよ、って思った。




でも Aと出会えたから あの過去も あってよかったな、なんて思える。



あとはもう、平凡な毎日でいい。








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作者名:ゆう | 作成日時:2021年5月9日 23時

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