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自分が用意していた言葉と俺が放った言葉が真逆だったからか、言葉に詰まって黙り込む風磨くん



そんな簡単にやめさせない、

この10年、舐めないでよね。




勝利「自分のせいだって思うなら、尚更SexyZoneにいるべきです。」



風磨「意味わかんねぇよ…」



勝利「俺たちを傷つけた分、SexyZoneに戻っていっぱいみんなを笑顔にさせてください。

そしたら、傷もなくなります。

健人くん、一番心配してました。


風磨くんのこと頭にない日なんてなかったと思います。


風磨くんのことを必要としてるんです。
それは健人くんだけじゃない、

俺たちも。ファンのみんなも。」





いなくなっていい人なんてこの世に一人もいない。


今にも消えてしまいそうな君だけど

今、手を差し伸べたらもういなくなったりしない?
ずっとそばにいてくれる?




勝利「でも…結局決めるのは風磨くんだけどね。」



風磨「…俺さ、今会いたい人がいるんだよね…

大切な人」





その風磨くんにとっての大切な人が俺たちメンバーじゃないってことは確か。

少し悲しい気持ちになった。




風磨「その人がいなかったら、ほんとに死んでたと思う…

だから、……会いたい…

ちゃんとメンバーとも話すから…」






勝利「わかった…。」





会いたい人って、風磨くんと一緒にいた女の子のことだよね。


2人がどんな関係なのかは分からないけど、きっとそれも俺らには分からない何かがあるんだと思う、


行っておいで。


無理に引き止めたくはなかった。



風磨くんとは連絡先も改めて交換し直して その日は別れた。









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作者名:ゆう | 作成日時:2021年5月9日 23時

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