7人のPIERROT (ページ38)

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そうなんだ...... ページ38

A「そっかぁ......この街をね......｣

亜嵐「怒らないの？｣

A「いやいや、怒ってもしょうがないじゃん(笑)｣

玲於「でも......お前の親は......｣

A「................大丈夫！大丈夫だよ......｣

龍友「なぁ、これからどうするん？｣

裕太「このまま過ごすことは出来ないんか？｣

広臣「うん、それは無理だね｣

A「ねぇ、みんなPIERROTやめたいって思った事ない？｣

涼太「え？｣

A「普通の生活したないなぁとか......思ったことある？｣

メンディー「ほぼ毎日だよね......｣

亜嵐「うん...........｣

A「じゃあさ、PIERROTやめない？｣

隼「え？そんなことできるの？！｣

A「だって話によると私たちが決めた道を《作り出してくれる》んでしょ？｣

伶菜「う、うん......｣

A「じゃあみんなが普通の生活を出来るようにPIERROTをこの世から消してください｣

広臣「..........................いいけど、その分ペナルティーが与えられるよ？｣

隼「ペナルティー？｣

伶菜「いや、さっき話した事なんだけどね。
本当にお互い知らない人になっちゃうのよ？｣

玲於「......またAと離れ離れ？｣

涼太「......嫌だよ......ずっと一緒にいたいよ......｣

A「ねぇ、みんな
私たちがまたこうして会えたのって運命だと思わない？｣

亜嵐「え？？｣

A「だってありえないことなんだよ？｣

龍友「そうやけど......｣

A「私はみんなとの縁を信じてみたい｣

裕太「それって......｣

A「きっと大丈夫！お互いのこと信じよ？絶対にまた思い出すから！｣

メンディー「...........でも......｣

A「......みんなが街を消すたびに悲しい顔をするのは嫌！楽になろう？｣

亜嵐「......A絶対にまた会おうね！｣

A「勿論！私が会いに行くよ！(笑)｣

玲於「はぁ...........絶対だぞ？｣

涼太「来なかったら承知しないからね！｣

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