7人のPIERROT (ページ34)

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過去のお話【別れ】ページ34

Noside

亜嵐「ねぇー今日A遅くない？？｣

龍友「そういえば遅いなぁ｣

裕太「なんかあったんかな？｣

隼「いやいや、もうちょっと待ってれば来るよ！｣

メンディー「そうそう！みんな心配しすぎだって！(笑)｣

涼太「でも、なんか胸騒ぎがするんだけど｣

玲於「俺も......｣

ｶﾞﾁｬｯ

隼「あ！A...............................って誰？｣

広臣「登坂広臣です｣

伶菜「鷲尾伶菜です｣

広臣「Aさんの知り合いなんですけど、皆さんに渡してほしいものがあると｣

伶菜「......これ、読んでください｣

亜嵐「あ、ありがとうございます｣

《みんなへ

元気？って元気に決まってるよね！

個性溢れまくってる7人だもんね！

実はね、みんなに隠してたことがあるの

私は任務を与えられてたの

7人のPIERROTを出会わせるっていう任務！

ごめんね、騙しちゃったね......

けど、そのおかけでみんなと出会えた！

それぞれ性格が全く違うからさ、本当に疲れたよ(笑)

でも、すごく楽しかった！

ありがとう！

私の任務はこれにて無事終了！

だから、みんなに会う必要はもうないの

みんなも私のこと必要ないでしょ？

だって仲間が6人もいるんだから！

ねぇ、お願い

これだけは絶対に守って

絶対に離れちゃダメ

みんなずっと一緒にいて！

じゃないと私のやったこと......意味なくなっちゃうでしょ？

Aっていう私の存在はもう忘れて！

支えあって生きて！

素晴らしい時間をありがとう

みんな大好き！

自分のことを責めないでね

亜嵐
玲於
涼太
龍友
隼
裕太
メンディー

みんな私の大切な人だよ！

Aより》

玲於「どういう事だよ......｣

涼太「Aは？Aを呼んでください！｣

広臣「申し上げづらいのですが......｣

伶菜「Aさんはお亡くなりになりました｣

龍友「......は？｣

裕太「何を言うとるん？！｣

隼「Aが死ぬわけないじゃん！
嘘つかないでよ！｣

メンディー「ほんとに笑えないから！｣

伶菜「本当ですよ？現実なんです......｣

広臣「Aさんの願いしっかり守ってください！｣

亜嵐「それどころじゃ......
それどころじゃない！｣

亜/玲/涼/龍/裕/隼/メ「俺らの大切な人返してよ!!!!｣