＊様々な障がいについて＊【随時更新】

社交不安障がい(対人恐怖症)<２> ページ18

･このような場面で、様々な症状が身体に現れる。強い不安を感じる･強い緊張を感じる･頭が真っ白になり何も答えられない･声が震える･声が出ない･手足の震え･めまい･動悸･口が渇く･赤面する･汗が出る･吐き気がする･胃のむかつきなどが症状として現れる。
･症状が慢性［まんせい］化〈急激な症状はあらわれないが、経過が長引いて治りにくい病気の性質･状態〉すると、うつ病やパニック障がいなどが併発［へいはつ］〈二つ以上のことが同時に起こること〉する危険性がある。

･命を絶ちたいと考えたことがある人の割合はうつ病よりも多く、実際周囲の人が思っている以上に悩んでいるといわれる。
･生涯有病率は３〜13％で、決してまれな病気ではない。
･５歳以下など世代を問わず発症するが、特に15歳頃の思春期に多く、一般的な不安障がいの中で最も発病年齢が低い病気。

*診断基準*
･以下のすべての項目に当てはまる場合、社交不安障がいの可能性がある。

１.人前で話したり食べたり文字を書く時に他人から注目されていると思うと、怖くなったり戸惑ったりする。

２.それは、自分でも怖がりすぎていると思う。

３.それは、わざわざ避けたりじっと我慢したりしなければならない程である。

４.それによって職業･社会生活が妨げられているか、または著しい苦痛を感じている。

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