癒しを求めて2 ページ2
syp)これで、全部っすか？
ut)…はい。そうです…
syp)じゃ、やりますか。ﾆｺｯ
ut)ﾋｯ
そう言うと、ショッピは椅子に座り書類を書き始めた。鬱先生も書き始める。ちなみに量は、ショッピの方が2倍くらい多い。
数時間後
ut)終わった〜！ショッピくんありがとう〜！
syp)いえいえ、じゃあ俺はコネシマさんのところ行くんで。
ut)りょうか〜い。
そういうとショッピは、早足でコネシマの元へと行った。
kn)あー…終わらへん…
ドアの向こうからコネシマのしょげた声が聞こえた。
syp)コネシマさん終わりましたか？
kn)しょっぴく〜ん…終わらんよ…
syp)そっすか。どれぐらい終わりました？
そうショッピが聞くと、コネシマは机の上をちらりと見ると、
kn)…約3割、です…
syp)………ｶﾞﾀｯ
ショッピは無言で椅子に座って書類をやりはじめた。それをビクビクしながら見ていたコネシマも座って書類を始めた。無言でやりはじめてから約4時間が経過したところでご飯だと呼ばれた。本当はそんな時間ももったいないが、仕方なく食べていた。ご飯を食べ終わったらすぐに部屋に戻りコネシマの書類を自分の部屋に持っていき作業を始めた。その後も寝る間も惜しんで書類を書きつづけた。そしてやっと終わった頃には、既にやりはじめてから2日が経過していた。終わった書類をコネシマに渡し、その後はどうしようと考えたら、毎日会ってお世話をしているピコに会っていないことに気がついた。
syp)…ピコ元気かなぁ？ピコ…もふもふ…癒し…！
ショッピはピコに会うことで癒しになることに気付き、早速ピコに会いにいった。しかし、いつもピコがいるところに行っても、ピコは居なかった。
syp)あれ…？ピコどこいった？
辺りをキョロキョロ見回してもピコは居なかった。
syp)…最近動物にイタズラするクソみたいな奴等が居るって言ってたからまさかピコも…？
そう嫌な考えがよぎった。そしたらいつの間にかピコを探していた。
syp)ピコーー！！どこおるん！！？
すると森の方から
ぴー…ぴー…
というか弱い鳴き声が聞こえた。
syp)！ピコ！！
そう思い、声のする方向に向かった。
続く
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作者名：兎莉 | 作成日時：2024年2月20日 23時
