【文スト】いつの間にかトリップしてて超チートだった！

＊ ページ24

いやマジ見なくていい。



『〔マスク外すと美人だった！〕っていうオチなんてないですから。』



太「だから私が見ないと判ら『諦めましょう？』



お願いだから、諦めて！



太「いやでも…」



『…ね？諦めましょう…？』



顔は見えないが、威圧感たっぷりになるように言ってみる。



禍々しいオーラを出す私に気圧されたのか



太宰さんは、やっと、



太「…嗚呼。気になるけど、今は諦めよう。」


諦めた。やった、勝利したぞ！

でも、



“今は“って何だよ！今はって。



何コイツめんどい。しんどい。疲れる。




太「あの鴨居頑丈そうだね…


例えば人間一人の体重に耐えられそうな位」



国「立ち寄った茶屋で首吊りの算段をするな！」



胃に穴開きそう。国木田さん、可哀想に。



中也さんも、可哀想に。



そりゃ高級なお酒開けるわ。



私だったらパーティー開くぞ！


【太宰どっか行ったパーティー】を。



国木田さんと中也さん呼ぼう！あとその他諸々。



なんだかんだで気が合いそうだな、あの二人。



太宰さんの愚痴とかで盛り上がりそう。


太「首吊り健康法だよ。知らない？」



知らない！健康法じゃなくてただの自 殺法でしょ⁉



国「健康にいいのか？」

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