そんなこともあったね、と ページ8
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HG「あはは、そんなこともあったね」
「そうなの？私知らなかったよ？」
月に一回のハンギョンオッパとのテレビ電話の日。
ハンギョンオッパは私の髪型を見て、似合うと言ってくれた。
まぁ、似合ってなくても似合うと言うのがハンギョンオッパだと思うけど。
HG「へぇ、でもジョンスも大人になったんだね」
「ふふ、ヒチョルオッパもそんなこと言ってたよ、除隊してから強くなったって」
HG「そうかもね、昔だったら考えられないもん」
「でも今も昔も変わらず泣き虫だよ？」
HG「そう？それもジョンスらしさじゃない？」
「まぁ、そうかもね」
バタン！！！
HC「ヤー！！！ハンギョン！！！お前俺との電話無視してAと電話か！！！」
「てか私が電話してんのにオッパとの電話出られるわけないじゃん」
HG「あ、ほんとだ、不在入ってる」
「てかノックしてって言ったじゃん」
HG「ヒチョル、ノックはしなきゃだめだよ」
HC「あーもーうっせーなー！」
むぎゅ、と後ろから抱きしめられて、画面越しのハンギョンオッパを二人で見る。
HG「ああ、妬いちゃうな〜。僕もそうやってAのこと抱き締めたいのに」
「オッパ〜、私もそうしてほしいよ〜」
HC「帰って来ればいいだろ、こっちに」
HG「それができたらとっくにそうしてる」
「オッパ、映画のオファーを受けたんだって」
HC「おー、じゃあ忙しいんだな」
HG「また時間を作ってそっち行くよ」
じゃあね、と画面の向こうのハンギョンオッパとバイバイをして。
携帯を閉じれば、ヒチョルオッパとベットにごろん。
HC「お前、あいつとどんな話してんだ？」
「んー、お仕事のこととか、オッパのこととか、恋愛相談とか？」
HC「れ、恋愛相談？！おま！まだ早い！！！」
「ヒチョルオッパは遅すぎるの」
HC「相手は誰だ！」
「あ、洗濯物たたまなきゃ」
HC「あっ！ヤー！逃げ足の早いやつめ！！！」
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作者名：315 | 作成日時：2015年8月15日 0時
