お留守番の一人と一匹 ページ49
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SM「楽しかった？」
「うん！すーっごく楽しかった」
韓国に戻った時には、もう日も傾き始めた頃。
SM「宿舎に帰ったら、洗濯物手伝うよ」
「いーよ、それは私の役目」
SM「手伝うって言ってるうちが華だよ、きっと」
「ありがと、オッパ。でもゆっくり休んで欲しいな」
SM「そうやって、Aは僕達を甘やかしすぎてるんだから」
そう言って、ミンオッパは隣で目を瞑った。
甘えているのは、私の方。
だってオッパ達がいないと、何にもできないんだから。
オッパ達がいてくれたから、留学だってできたんだよ？
「…まだ秘密にしておこ」
一人前に仕事ができて、感謝されるようになったら、話そう。
それまでは 一生懸命お仕事、お仕事。
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「洗濯物出してー！回収するからねー！」
宿舎に着くや否や、まず洗濯物。
声だけ掛けて、とりあえず向かうはキボムオッパの部屋。
「キボムオッパー、入るよ？」
KB「んー」
中から眠そうな声。
扉を開ければ、案の定 ベットで丸くなってるキボムオッパ。
それと、その隙間で眠るヒボム。
「オッパ、ただいま」
KB「ん、早かったな、おかえり」
「お仕事お疲れ様、遅かったの？」
KB「ちょっとワンテイク増えたくらいだよ」
「そっか、何か食べる？」
KB「いらないから、ぽっぽして」
「ヒチョルオッパみたいなこと言わないで」
KB「アメリカでは、挨拶だろ」
うっ…キボムオッパに言われてしまったら、ジ・エンド。
ちゅうっと頬に唇を寄せれば、おまけと言わんばかりに引き寄せられて、
行き場をなくしたヒボマが ベットから抜け出した。
「あーもー、洗濯機回さなきゃいけないのにー」
KB「お留守番には なんのお土産もないわけ？」
「あるよ、ちゃんと買ってきたってば」
KB「そーじゃなくて」
ぐっと顔が近づいたと思いきや、
KB「…今日は俺と一緒に寝て」
ぼそっとそれだけ言い放って、キボムオッパはまたすうすう寝息を立て始めた。
「…まったく…そんなに寝たら 夜眠れなくなるからね？」
聞いてるのか、聞いていないのか。
口元だけ、やんわり弧を描いていた。
戻ってきた、日常。
愛おしい毎日。
大量の洗濯物に、大量の夕飯に、沢山の部屋の掃除。
これから待ってる日々に、なんだか眩暈もしそうだけど、
それでもきっと楽しいとわかってるから、明日が待ち遠しい。
明日も いい事がありますように。
願うのは、それだけ。
…to be continued ??
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315(プロフ) - ももさん» ありがとうございます＼(^o^)／ まだまだ未熟ではありますが、頑張ります！ (2014年10月9日 21時) (
レス) id: 58b1c9110c (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごく面白くて何度も読んでます！更新楽しみにしてます！ (2014年10月3日 10時) (レス) id: 0041f9fdc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：315 | 作成日時：2014年9月23日 20時
