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早起きは三文の得 ページ47

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ピピピピ、ピピピピ、

「ん〜!」

手探りでアラームを止める。
お、ちょうど六時半。これで朝ご飯はリョウクオッパと一緒に作れる。

それにしても静かな朝だ。
昨日や一昨日とは打って変わって、不自然なくらい。
ちょっと気持ち悪いけど、まぁ、静かなことはいいこと。

HC「…zzz」

さすがキムヒチョル、寝顔も女に負けない美しさ。
まだ早いし、起こさないであげよう。
今日は昼まで海だって 楽しみにしてたから。




「…なにこれ」

着替えて部屋を出て、ドアを閉めたところで気が付いた。

” 起こした奴、ブッ飛ばす ”

「呆れた(笑)」

ご丁寧に ヒボムの絵まで書いてある。
よっぽど邪魔されたくなかったのかな、可愛いオッパ。



「おはよ、」
YS「ん、」
「コーヒー、淹れようか?」
YS「ああ、頼む」

リビングに降りれば、ソファに座って海を眺めてるジョンウンオッパ。

「はい、オッパ」
YS「…Aは、飲まないのか」
「あ、キッチンで飲む。ご飯作るから」
YS「…そうか」

よし、じゃあ朝ご飯の支度をしようとオッパに背を向ければ、
なんだか背後から立ち上がった気配がして。

気のせいかと思ったけど、
ことん、と カウンターにマグカップが置かれて、緩く腰に腕が回った。

「ふふ、な〜に?」
YS「早起きは、三文の得」
「こんなんで得になるなら 毎朝早起きしなきゃね、オッパ?」
YS「それは無理だ」

ちょっと動きにくいけど、まぁいっか。
少し肌寒い朝にはちょうどいいジョンウンオッパの温もり。
それに、オッパがこうして甘えてくることは 数えるくらいしかないから。
逆はたくさんあるけど。



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315(プロフ) - ももさん» ありがとうございます\(^o^)/ まだまだ未熟ではありますが、頑張ります! (2014年10月9日 21時) (レス) id: 58b1c9110c (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごく面白くて何度も読んでます!更新楽しみにしてます! (2014年10月3日 10時) (レス) id: 0041f9fdc1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:315 | 作成日時:2014年9月23日 20時

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