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ギブアンドテイク ページ46

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HC「おっっせぇんだよ!!!」

ジョンスオッパと仲良く手を繋いで帰ってくれば、
ちょっとイライラしたヒチョルオッパがお出迎え。

「うわあっ!」

それから横抱きに抱えられて、部屋に連行された。

HC「ったく、今日は天下のキムヒチョルと寝れるっていうのに」
「お散歩してきただけじゃん」
HC「寝る時間が減るだろ!」
「もう、つば飛んだ!」

それでもベットに優しく寝かされて、そのまま抱き締められて、
ヒチョルオッパは満足したように目を閉じた。

「今日はアナいないね?」
HC「Aがいるから置いてきた」
「へー!明日は雨かも!」
HC「だーかーら、黙って寝ろって」

むぎゅって抱き締められた腕は、オッパの胸板で口が塞がれる。
…もう、これじゃ喋れないじゃん。

ぶー。

「んんん んんんーんんんん(明日最終日なのに)」
HC「昼まで海なんだから体力温存しとけ」
「んんんん?(また海?)」
HC「ったりめーだろ、次の日から仕事なんだから」

遊び倒すしかないだろ、って。



HC「落ち着く」
「くるしい」
HC「愛情だ、愛情」

ヒチョルオッパの優しさは、そう言いながら 腕の力を緩めてくれるところ。
おかげで喋れるようになった。




「オッパ、寝れないの?」

それから、ぼそぼそ喋って。
ヒチョルオッパは ずっと私を抱きしめたまま、寝返りもうたない。

HC「寝れない、ぽっぽしろ」
「なんで?」
HC「いいだろ、減るもんじゃねーし」
「して欲しいならして欲しいって言えばいいのに」
HC「だから ぽっぽしろって!」
「ものを頼む態度ってもんがあるでしょ?」
HC「あーもー!」

ちゅっと おでこに柔らかい感触。

「あ、ぽっぽしたかったの?」
HC「ギブアンドテイクだ、ぽっぽしろ」
「はいはい」

ほっぺに、ちゅう。
ちょっと 恥ずかしい。だけど、まぁ、気分はいい。

「オッパ?」

数秒後、ぐう、ぐうと寝息が聞こえて。
さすがキムヒチョル。ぬかりない。

「おやすみ、オッパ」

声を掛けると、また腕がぎゅうってなった気がした。



.

早起きは三文の得→←帰りたくない



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315(プロフ) - ももさん» ありがとうございます\(^o^)/ まだまだ未熟ではありますが、頑張ります! (2014年10月9日 21時) (レス) id: 58b1c9110c (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごく面白くて何度も読んでます!更新楽しみにしてます! (2014年10月3日 10時) (レス) id: 0041f9fdc1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:315 | 作成日時:2014年9月23日 20時

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