帰りたくない ページ45
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それから、また飽きるほど海で遊んだ。
もう、何したかも覚えてないくらい。
「あー、帰りたくなーい」
LT「オッパも帰りたくなーい」
「ほんとにそう思ってる？」
LT「思ってるってば！」
ワーカーホリックのジョンスオッパの その言葉は本当なのか嘘なのか。
けどきっと、仕事に行きたくないとか そういうニュアンスじゃなくて、
もっと皆でゆっくりしたい、そういう意味なんだと思ってる。
LT「A、」
「ん？」
LT「帰ってきてくれて、ありがとう」
「なに〜 いきなりどうしたの？」
LT「いや、ちょっと帰ってこないんじゃないかなって思ってたから」
「もう、何のために留学したと思ってるの？」
「帰ってくるなって言われても、帰ってきたんだから」
大好きなオッパ達と離れることなんて あり得ないし、
そんなこと一秒たりとも考えたことはない。
「ジョンスオッパ、ちょっとお散歩しよ」
返事も待たないで、ジョンスオッパの手を取った。
LT「明後日のスケジュールには付いて来てくれないんでしょ？」
「うん、Mのスケジュールの打ち合わせがあって」
LT「Aも忙しいんだね、」
「オッパ達が忙しいからでしょ？」
LT「暇になるよりはいいだろ？」
「うん、忙しい方が好き」
今は、胸を張ってそう言える。
昔はオッパ達が忙しいのが大っ嫌いだった。
宿舎になんて寝る為だけに戻ってくるようなもので、構ってもくれないし、
夜遅く帰って来ては、朝早く出て行く、そんなスケジュールで会うことも少なかった。
単に、寂しかっただけ。
LT「早く僕と同行スケジュール組んで」
「それはマネオッパに言って」
でも今は、忙しければ忙しいほど 寂しく思うことはない。
だって、その分だけ オッパ達と一緒だから。
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315(プロフ) - ももさん» ありがとうございます＼(^o^)／ まだまだ未熟ではありますが、頑張ります！ (2014年10月9日 21時) (
レス) id: 58b1c9110c (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごく面白くて何度も読んでます！更新楽しみにしてます！ (2014年10月3日 10時) (レス) id: 0041f9fdc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：315 | 作成日時：2014年9月23日 20時
