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優しさのスパイス ページ42

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HC「ヤー、A!シウォナ!起きろ!」

昨朝の騒ぎとはまた違うタイプだ。
天下のキムヒチョルは、部屋の扉を叩くことはないが、部屋に侵入してきた。

「オッパ、せめてノックくらいして」
HC「やましいことが無いなら必要ないだろ?」
「私がお風呂上がりとかだったらどうするの?」
HC「それはラッキー以外の何物でも…ってぇ!」
「変態パボオッパ!」

ヒチョルオッパの その綺麗な髪を一発叩いて、ベッドから飛び降りた。



HC「ヤー!A!」
「うわあっ」

身長が違いすぎる。脚の長さも違うわけで。
脱走したはずなのに、捕まるのは時間の問題だった。

「変態っ!」

捕まった腕の中でバタバタしても、ビクともしない。

HC「うるせー黙れ、てか早く着替えろ、出かけるぞ」
「どこに?」
HC「ドライブがてら、皆でブランチだ」
「へー!珍しい!」
HC「いつもリョウガとAに任せっきりじゃ悪いからな」

ヒチョルオッパは 二人にならないと話してくれないことが結構ある。
さっきのがそうだったりして、優しさに感動したりするのもしょっちゅうだ。

「オッパが作ってくれたってバチは当たらないと思うけど?」
HC「キッチン破壊してもいいなら いつでも作るぞ?」
「…なんでもないです」




HC「恨みっこなしだかんな!」

そんなヒチョルオッパの一言で始まったのは、言うまでもない

全員「「「かいばいぼっ!」」」

私が乗り込む予定の車に 誰が乗るかを決めるじゃんけん。

「早く行こうよー」
YS「いいから見てろ」
「お腹減ったよー」

着替えもお化粧も済んだのに、出掛けられないのはいつもだ。
もう慣れてはいるんだけど…もうちょっと時間短縮できないかなぁ、なんて。



HC「よっしゃああああ!!!」

そんなヒチョルオッパの雄叫びで、長い戦いは終了。

一号車のオープンカーには、ヒチョルオッパ、ヨンウンオッパ、シウォンオッパ、ドンヘオッパ、
そして私の五人が乗ることに決まった。



.

オープンカー→←それから



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315(プロフ) - ももさん» ありがとうございます\(^o^)/ まだまだ未熟ではありますが、頑張ります! (2014年10月9日 21時) (レス) id: 58b1c9110c (このIDを非表示/違反報告)
もも - すごく面白くて何度も読んでます!更新楽しみにしてます! (2014年10月3日 10時) (レス) id: 0041f9fdc1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:315 | 作成日時:2014年9月23日 20時

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